「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第63回 「信頼関係」があれば、リモートワーク中に寝ていてもOK

それは嫌だなぁ(笑)。というか、お話していて気付きましたが、私はそもそも「常にサボらず頑張ってほしい」とは思ってないんですよね。納期さえ守れているのであれば、正直なところ、途中でサボっていても、寝ていても別に気にしないというか。

そうなんです(笑)。例えば、前日に夜遅くまで家で仕事していた時、次の日朝から出社したけどどうしても眠いから、ちょっとだけ仮眠するわーってこともあって。で、事情を知っている社員の子たちが気を遣ってアラーム止めてくれちゃうんです(笑)。

笑。ちなみに最近は、リモートワークの社員の働きぶりを評価するようなシステムを導入する企業も増えているってご存知でした?

そうですねぇ。「サボり」の抑止力にはなるかもしれないですけど、それだけのためにシステム費用を払うのはもったいないかな(笑)。というか、リモートワークの賛否については、明確な答えは出せないと思っているんですよね。

結局それは、経営者と社員の間の信頼関係によると思うからです。例えば「家庭の事情でリモートワークに切り替えたい」という要望が出てきたとき、その人の事情に寄り添いたいと思うか、それくらい大切に思っている社員なのか、というのが根本な気がして。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。