「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第94回 理想的な上司と部下の関係性とは?
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今回は、中辻さんが思う「上司と部下の理想的な関係」をお聞きしたくて。というのも、中辻さんって対談の中でいつも「部下の子」という言い方をされているじゃないですか。これは意識してそういう言葉を使われているんですか?
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なるほどなぁ。「部下」と呼ぶことで、自分が責任者だということを明確にしていると。ちなみに「この仕事はあの社員にやってもらいたいな」と思った時って、どうしてますか? 自分の方が立場が上なんだから有無を言わさずやらせるのか、それとも無理にはやらせないのか。
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そうですか(笑)。でも今の人って、ちょっとでも嫌だと思うとすぐ会社を辞めちゃうでしょう? だから上司も、腫れ物に触るようなマネジメントをしている。ただ、やっぱり甘やかすだけでは成果は出ないんですよね。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。