其の伍十九 映画ってなに?

イノベーションカードが知らせる

本日の斬り口:キャッチプレーズをつくる
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自分史上

心に残る映画

というものが
いくつか
挙げられる人が
多いのでは
ないだろーか。

拙者が、竹やぶから
大東京に出てきて
ほやほやのころ、
初めて映画館で観た。

動物冒険物の
映画であったが、

映像スクリーンの
大きさに
首の角度を
合わせたため、
首が痛くなった。

だけど、
観ているときは
その痛みも感じず
夢中になっていた。

夢中になりすぎて
あらゆる台詞を
覚えていた。

北島マヤか。。。

と驚愕することは
決してなかった、
世を忍ぶ仮の親が、

長期間の
休みのときは、
映画館に連れて
いってくれるのが
恒例行事となった。

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映画を観るとは

物語に入る

ことでもある。
スクリーンに

映し出される
世界は、

すべて虚構

だ。それが
ドキュメンタリーで
あったとしても、

スクリーンに
映し出されているだけで

いまここ

に編集されていない
現実が登場している
訳ではない。

誰かの思いが
発端になり、
その視点によって
切り出され、
編集された物語を

わたしたちは
制限時間内、
味わっている。

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映画が映画として
成り立つには、

脚本
映像美
演技

の3つが
必要だと言われたり、

脚本
演出
カメラワーク
編集

の4つだとされたり
しているが、
これは映画だけでなく
拙者たちの

人生=生き方

にも容易に
置き換えることが
できる。

拙者たちは、
自分の思いを発端に、
脚本を描き、
それに何が必要かと
演出し、どこを切り取るかと
美意識で判断し、
断片的な出来事を
編集し、

1本の物語

に昇華する。
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ってことで
映画とは人間が生み出した産業のひとつではない。

映画とは

あなたが自分の人生で映し出していること

でござる。

拙者、ミニシアターな映画館が好きでござるよ。

 


パンダ侍のプロフィール

あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。

育ての先生の
気まぐれから、

こやつは笹薮から
世間に出してみよう

ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。

ある日、笹かまを食べ、

こ、これは笹ではない

と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、

本質を見定めよ。

と天啓をうける。

それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。

腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、

侍だったんですねー。

と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。

 

 

生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ

執筆者:小野裕子

食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。

ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント

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