こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
洗濯機まだ買ってません。ダイエットまだしてません。星の王子さままだ読んでません。テニスまだ行ってません。このように公言したけどまだやってないことが山のようにあります金子亜祐美です。
安田佳生です。
今週はこのような質問をいただいております。40代・映像制作の方からです。安田さん、栃尾さん、金子さん、こんにちは。
・・・。
あれ?
こんにちは。
こんにちは。
いつも楽しく拝聴しております。今回お聞きしたいことは安田さんの考える働き方についてです。私は10年以上フリーランスで映画やテレビドラマやCMの仕事をしております。特に映画の現場ではプロデューサー以外のスタッフ(助監督・カメラマン・照明・衣装・メイク・制作等)は作品ごとにフリーランスが集まりそれぞれの役割で仕事をします。各部署での上下関係はあるものの、ギャランティーは作品ごとに最初に決まっており、あとは良い作品にするためクランクアップまで一生懸命働きます。現場によっては素晴らしいチームワークだったりギスギスして一触即発だったりもするのですが、それぞれが責任を持ち、売上や利益はさほど考えないこの業種の(会社員ではない)働き方をどう思われますでしょうか?説明不足だとは思いますが安田さんのご意見を聞きたくて投稿しました。ちなみに朝5時から深夜まで撮影におよぶこともあり、好きでないと長続きしなく、常に人手不足な業界なのですが…。
利益とか売上とかを考えない、だけどめっちゃ忙しくて、でも自分のやりたい仕事で何かモヤモヤするっていうことですか?
そうなんですか。
ええ、分かんない分かんない。江美さんは?
私は安田さんが理想とする働き方みたいなものがあるとして、「この方の働き方は何点ですか」みたいな感じかな、なんて思ったりしたんですけど。
ああ、「何点ですか」か。なるほどね。
結構自由に働いていて、でも大変なことも沢山っていうか、疲れてるみたいな。
ぽい感じがしますよね。
そんな感じですね。
お金は稼げないと!
なるほど。好きなことだけどちゃんと稼げる道を探すなり作るなり。
決めちゃってるんだ。
かっこいい。
安田さんはそういう感じしますよね。そうでしょうね、安田さんだったら。
毎日1時間?
毎日まあ考えるでしょうね。そうしたらもっと良い人集まるし、もしかしたら時間的にもアシスタント雇えて楽になるかもしれないし、より良い作品ができるかもしれないじゃないですか。
じゃあ、考えることを放棄してしまっている?
かもしれない。
はい。だから、好きなことをやるっていうのと、何を仕事にするかっていうのと、稼げるかどうかって全く別の話です。あの人いたじゃないですか、なんでしたっけ、腹話術の有名な人。
ああ、一休さんじゃなくて、いっぷくさんじゃなくて。
一風堂。
一風堂かな。
いっこくどう?
やばい(笑)。ピー入りますか?
あ、そうなんですね。
あれですよね、「努力が報われない」ですよね、これって。
ああ、私がツイートしてたやつですか?
そうそう。
「努力が必ず報われるなんてことはなくて、“この努力、報われないやつだ”と思って別の作戦を立てられる人こそ報われる」みたいなことを書いていた私の大好きなブロガーのスイスイさんっていう人がいるんですけど、その人が書いてましたね。
そのためにはやっぱり思考停止になってはいけないっていうことなんですよね。
その業界で言われている常識みたいなものに囚われたり。
ああ、そうですよね。
売上に比例して良くなるとか?
ただ沢山働くことになっちゃいますよね。
絵本作家の西野亮廣さんもそんなようなこと言ってましたね。「ウォルト・ディズニーに勝つ!」って言っちゃえばやり方を考えなきゃいけないみたいな。
そうですよね。
たしかに。決めつけは良くない。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2017年8月16日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。
ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。