「忙しい時期が重なるのはなぜなのか?」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第511回「忙しい時期が重なるのはなぜなのか?」
という金子さんの問題提起。
皆さんはどうやってタイミングをコントロールしてますか?
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

江美さんの話を聞いて、ゲリマでうまく話せるように、おしゃべりトレーニングをしよ…始めようと思いました!金子亜佑美です!

安田

安田佳生です。

栃尾

どうやってやんの?

金子

おしゃべりトレーニング……

栃尾

どうやってやるんですか?早口言葉とか?

金子

おしゃべりしまくる。

栃尾

(笑)

金子

おしゃべりしまくる。おしゃべりしまくろうかなと思う。

栃尾

安田さんが苦~い顔してるけど(笑)

安田

いや、効果が出るといいなあと。

栃尾

(笑)

金子

まじがんばりまーす!(笑)

安田

今日は金子先生からテーマがあるようで。

金子

はい。いいですか?ちょっと、お二人にお伺いしたいなと思ったことがあって。えーと、「タイミングは自分でつくれるのか?」について、お話をお伺いしたいなと思ってます。

安田

ほお。

金子

私の場合なんですけども、いつも「なんでこんなときにかぎって」ということがあって、えーと、忙しいときに結構いろんなお誘いをいただくんですけど、宇宙の法則の関係とか、あと引力とか、そういうのが関係してんのかなあとか、ぼんやり思いながら日々を過ごしてたんですけど、タイミングって自分でつくってますか?ってことです。はい。

安田

はい。

栃尾

忙しいのが重なっちゃう、「なんでこんなときに重なるんだ」みたいな、「ヒマなときはヒマなのに」みたいなことね。

金子

ヒマなときはヒマなのに。はい、そうです。

栃尾

うんうん、なるほど。

安田

まあ、そういうもんですよね、でもね。

金子

えっ、そうなんですか?

栃尾

そうでしょうね。

安田

うん。いくつか見方はあると思うんですけど、たしかに、売上とかもそうですけどね、問い合わせとか、友だちからのお誘いとかもぜんぶひっくるめて、波がある感じはしますよね。

金子

ありますね。

栃尾

まあ、まんべんなく来るほうが奇跡的ではありますよね、そういう意味だと(笑)

金子

ああ、そうか(笑)なるほど。

栃尾

ムラがあって当たり前というか。

安田

おお、なんでですか?

栃尾

それは、いろんな物事がランダムに起こるからだという感じなんですけど。

金子

ふーん。

安田

ふーん。「ランダムに点を書いても、どっかに偏る」とかいいますよね。

栃尾

あ、そうですそうです。だから平坦にはならないってことですね。

金子

なるほど。

栃尾

私、あと1個思い出したのがあるんですけど、言っていいですか?

安田

はい。

金子

はい。

栃尾

シャンプーが切れたとか、リンスが切れたとか、洗剤が切れたとか、化粧品が切れたとかいうの重なるでしょ、それも。

安田

うん。

金子

うん。

栃尾

重なりますよね。それって、「足りなくなったな」ってときにすぐ補充しないと、ギリギリまで使ってると一気に来るんですよ。わかります?

金子

……あ~はいはい。

栃尾

それは自分のせいだと思う。

金子

ああ、じゃあ、ほとんど自分のせいな気がしました、いま(笑)

栃尾

「すぐ動け」っていうことだと思う(笑)

金子

なるほど(笑)

安田

一気になくなったほうが楽でいいじゃないですか。

金子

なるほど。それもある(笑)

安田

僕なんて年に1、2回しか銀行いかないんですよ。こないだ銀行に振り込みに行った翌日に納税書類が来て、「納付書くれよ」って思いましたけどね。

金子

(笑)

栃尾

たしかに、そういうのは一気にやりたいですねえ(笑)

安田

うん。まあ、タイミイングをばらけさせるとかいうことでいくと、やっぱり、おっしゃるとおり、こちらから仕掛けるっていうのはありますよね。

栃尾

うんうん。

金子

うん。

安田

ひとつには、売れないときに、すごい売ろうと思って労力かけてもなかなか売れないので、波が来てるときに一気に仕事を取っちゃって、来ないときは潔く休むっていうのを僕は意識してますね。

金子

なるほど。いいですね。

栃尾

ああ、潔く休むっていうのは、なかなか決断できない気がします、私。

金子

うん。

安田

波が来てないときに売ろうとすると、ものすごい労力の割に結果が出なかったりするので。

栃尾

うんうん、なるほど。

金子

そうか。

安田

固まるときのエネルギーをうまく利用するというか。

金子

なーるほど!いいですね。

安田

あとはですね、アポイントが重なるとか、そういうのは、先方から要望が来ると断れなかったりするんで、こちらから先に決めちゃうっていうのはやりますね。

金子

おお。

栃尾

うんうんうん。「この日でいいですか?」みたいなことですか?

安田

はい。だから、できるだけ自由になりそうなアポから先のものまで決めちゃうってことですね。

栃尾

うんうん。

金子

ほ~。

安田

今週のアポを調整しようと思うと、みんな忙しいから大変じゃないですか。

栃尾

大変ですね(笑)

金子

うん。

安田

だけど、3か月先ってだいたいみんな空いてるんで、だいたいこっちが言うとおりにうまく入っていくんで、先にこっちが入れないと向こうの都合に合わせることになっちゃうから、大変かなあっていう。

栃尾

うんうん、たしかに。

金子

なるほどぉ~。

栃尾

3か月先で出しておいて、「いやいや、もうちょっと早く」って言われてから考える、みたいなこともありますか?

安田

もうちょっと早く?

栃尾

「もうちょっと早く話したいんですけど」って言われることとかないですか?

安田

あ、それはあります。だから、今月・来月はもう決まってるんですよ。3か月前の自分が決めてるわけなんで。

栃尾

あ、もう固まっちゃってるんですね。

安田

はい。

金子

なるほど。3か月前。

安田

だから、「今月・来月のスケジュールを今月・来月に入れない」っていうことが大事でしてね。

栃尾

うん。たしかに。なるほど。

安田

緊急のやつもあるんで、緊急用には空けてる日があって、絶対入るであろうアポは、8割方は、2・3か月前には僕は決めますね。

栃尾

それ、めちゃめちゃコントロールしてますね。

安田

してますしてます。

栃尾

うん。

金子

すごい。なるほど。

安田

他はなんかノウハウありますか?栃尾さん。

栃尾

なんでしょう、他に。さっき言った「すぐやる」っていうことと、あと、「今週無理やり入れられそうでも来週に入れる」みたいのはやりますけどね、打ち合わせとかは。

安田

うん。

栃尾

何か月先っていうのは、私はあんまりないですけど。

安田

なるほど。

栃尾

そうですね。

安田

「忙しい仕事で、すごい労力がかかるヘビーなやつが重なってくる」とかいう場合、あるとするじゃないですか、「やりたくないなあ」みたいな。

栃尾

うんうん。

安田

そういう場合どうするんですか?3つぐらいあって、どれから手付けるかとか決めてます?

金子

うん、そういうのも関係ありますよね。

栃尾

えーと、そうか……。それは締切との兼ね合いだったりしますけど、事前に「ちょっと時間がかかります」とか、「ちょっと先で、これぐらいだったらできます」みたいなことを言っとくっていうのはありますね。

安田

まあ、どっかでやらないといけないですけどね、でも。

栃尾

はい。ぜんぶ同じ納期でやらないというか、長めにとらせてもらったり、締切をずらしてもらったりとかいう。私、ほとんど締切仕事なので、そういう感じではやってますね。

安田

なるほど。

栃尾

重なったものをそのままにしとかないっていうのはあります。謝罪してでも、ちょっとずらしてもらうみたいな(笑)

安田

まあ、僕は締切仕事少ないんですけど、一応締切を決めるようにしてて、「じゃあ、いついつまでにやりますね」とか「やりましょうね」っていう。それはね、自分ができる日にちより先に設定して、先に片付けていきますかね。

栃尾

すばらしい。

金子

うん!

栃尾

どれぐらい先にやっとくんですか?

安田

最低でも1週間前には終わってますね。

栃尾

ふーん。

安田

直前に仕上げるっていうことはあんまないですね、僕の場合は。

栃尾

それって締切を二重に管理してるんですか?ほんとの締切と自分の思ってる締切。

安田

そうです。

栃尾

ああ、それをカレンダーに書いてあるみたいな感じですか?

安田

はい。本当の締切は相手と約束してる日で、自分の締切は、その仕事を自分がやる日。

金子

すごい!

安田

そうすると、多少入れ替えていったりとか優先順位を変えたりとかできるんで。

金子

それが自制できるのが、やはりすばらしい(笑)

栃尾

そうそう。私も自分の締切って、なかなか守れないんですよね(笑)

安田

それを守ったほうが結局楽なんですよね。

栃尾

あ~そうですよね。

金子

あ~そうか。

安田

あと、やっぱね、パワーがかかる仕事っていうかね、気力がいる仕事あるじゃないですか。

金子

うん。

安田

「やりたくないなあ」っていう重たい仕事、それはある程度、体力・気力があるときにやるしかなくて、そいつを後回しにすると結構しんどいことになるんで、できるだけそこに集中して、まず片付けますね、僕は。

栃尾

自分の締切を守るコツみたいなのはあるんでしょうか?気合い以外に(笑)

安田

気合い以外に?(笑)

栃尾

はい(笑)

金子

(笑)

安田

「来週水曜日の何時から何時はやる」って決めるんですね。

栃尾

あ~なるほど。

安田

で、やる気がなかったりとか進まなかったりしても、その時間はそれ以外は絶対やんないって決めるんです。

栃尾

あ~なるほど。他のことは絶対やんない?

安田

そう、他のことはやんない。「それで結果的にできなくてもしょうがない」という形でやりますね。

栃尾

なるほど。

安田

そうすると、まあ、2時間ぐらい時間取ってると、「やるか、しょうがないから」みたいな気分にはなってきます。

金子

……(笑)

栃尾

じゃあ、ちょっと気が進まなくてボーッとすることもあるわけですか?

安田

しょっちゅうあります。

栃尾

なるほどね(笑)そのときに別の部屋の片付けとか始めちゃうといけないってことですね。試験勉強にありがちなやつ(笑)

安田

いけないっていうことですね。

金子

なるほど!

栃尾

なるほどー。

安田

まあ、でもいちばんは、「やりたくない仕事は受けない」っていうのがいちばんいいですけどね。

栃尾

たしかにたしかに。

安田

はい。重たくても自分がやりたい仕事だと、やり始めたら楽しくなるんで。

金子

うん!ほんとだ。

安田

そこは大事かなあと。

栃尾

すばらしい。

金子

はい。ありがとうございます。

安田

ということで、本日の超おまとめをお願いします。

栃尾

超おまとめ。私がいちばん響いたところはですね、「時間を確保しといたら、決めたこと以外はやらない。できなかったらボーッとする」っていうことを実践したいと思います!

安田

はい。タイミングの質問からはだいぶずれましたが、本日は以上とさせていただきます。

栃尾

ほんとだ(笑)

金子

(笑)

安田

ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2022年7月13日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから

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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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金子亜祐美
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