こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング ナビゲーターの栃尾江美です。
睡眠時間に加え、食事も5時間おきに取れるようになりました。金子あゆみです。
安田佳生です。
細々とね、飯を食うようになりました。
用意するの大変じゃない?
いや、あるものをただ口に運ぶだけです。
そうなんだ。
現代人は食べすぎって気もします。回数もそうだけど1回あたりの量が多い気がして。
多いですよ。外で食べる時なんてとくに。
お腹が減った時にだけ食べりゃ十分なのかも。
一握りのパンをくわえるぐらいなんで、そんなに量は食べてないと思うんですけど。
でも栄養取るにはある程度の量を食べないと難しそう。
取れてないかも。
栄養は、取ってください。
分かりました。
前も不調だったし。
前もX(旧twitter)でつぶやいていましたね。金子さん。必要な豊かさのレベルは「こんなもんでいいんだ」みたいに。
そうなんですよ。ちょっとでいいんです。ほんとにささやかでいいんですけど。
ささやか。素晴らしい。ということで今日は栃尾さんからテーマをお願いします。
はい。皆さんの家族感をお伺いしたくて。どっからどこまでを家族というのか。家族になったのはどういう時か。見ず知らずの他人同士が結婚していつ家族になるのか。そもそも家族とは何なのか。
なるほど。私は離婚経験があるじゃないですか。
はい。
離婚しても親子って血は繋がってるわけですよ。
はいはい。だけど家族なのかどうか。
そうそう。前の奥さんから言われたんです。親子だけど家族ではないよって。その時に初めて考えましたね。家族って何なのだろうって。血の繋がりでもないし、籍が入っていれば家族ってわけでもないし。
へー。
一緒に家庭を営んでこその家族だって思います。
「一緒に暮らしてる」みたいなことですか?
一緒に暮らしたら家族というものではなく、「一緒にこの家庭を営んでいる」という自覚というか。その感覚をお互いがちゃんと持っているかどうか。
うん。
うん。
それがないと、やっぱ家族とは言わないんだろうなと。家庭が主であって、家族はそこに所属してるイメージですかね。
家庭が主であって。じゃあ安田さんがずっと家を空けてた時は?
自分では家族だと思っていたんですけど、相手は家族だとは思ってなかったのかもしれない。今となってはそう感じます。
難しいですね。
今はすごくそこを意識してます。家庭に参加しないと家族にはなれないんだと。お金だけ稼いで奥さんが家のことを全部やっているのは家族とは言えない。
そういうのはありますね。
確かに経済力って大事なんですけど。家庭ではいろんなことが起こって、みんなで助け合わないと家庭は営めない。お金はその中の1つに過ぎないと思います。
そうですよね。
すげえ。
じつはお金以外の部分がいちばん大事っていう。
うんうんうん。
でもそういうことって真剣に家庭に参加して初めて分かることなんです。参加してないと家族とは認められないんだと。
あゆみさんはどうですか?
えー、考えたことないです。
あゆみさんだって1回結婚して家庭や家族があったわけでしょ。
いましたね。
家族じゃなかったんでしょうか。今から振り返ったら。
いや、家族だったと思います。けど、やっぱり別れたら家族じゃなくなるんだなとは思います。
同棲して、結婚して、別れてるじゃないか。同棲してる時は家族だったんですか?
同棲してる時も家族感はあった気がしますね。
ということは、結婚したことによって家族感がなくなっちゃったわけですね。
どうなんでしょう。江美さんはどうですか?
一緒に暮らしてない自分の両親とかは家族じゃないんですかね?もう。
家族じゃないでしょ。
えー!
家族じゃないですよ。
家族ですよ!
同じ家庭に属しているから家族なので。
あー、なるほど。
私はけっこう家族感あるんですよね。たとえば家族が殺人を犯して刑務所に入っても、ずっとそれをサポートするみたいな。できるかどうかが家族の境目みたいなことを、よく考えるんです。友達だったらできないかもしれない。すごく愛してる人でも恋人だったらできないかもしれない。だから親も家族かなと思ったりします。
僕は全く逆ですね。友達だったら刑務所まで行って色々できるけど、家族だったら家庭を優先しなくちゃいけない。
なるほど。
それをやることによって家庭が崩壊するんだったら、やらないかもしれないです。僕だったら。
え、なんで崩壊するんですか?それによって。
そこに時間がかかったり、そこと繋がっていることによって家族がとても生きづらくなったり。刑務所に入る理由にもよるじゃないですか。
どんなに悪いことをしても家族っていうイメージですけど。
うんうん。
本当に家族のこと考えてる人だったら、縁を切って刑務所に入るんじゃないですかね。
相手がそういう希望だったら尊重するっていうのもありですよ、もちろん。
うんうん。なるほど。
でも、ほとんどの想定し得ることであれば絆が切れない。それが理想っていうか、家族が欲しいって思った時にそういうイメージだなって。
絆があることが先なんでしょうね。両親を家族だって感じるのは絆があるからですよ。「血が繋がってるから家族だ」とかいきなり言われても納得いかないだろうし。
そうですね。
きっと栃尾さんは一緒に住んでいた時のつながりが強かったんですよ。だから今でも家族としての感覚が続いてるわけで。
離れて暮らしてから絆が深まったこともありますよ。
元々一緒にいた頃に「いい時間」を過ごしていたからじゃないですか。
そうですね、はい。
一緒に家庭を営んでいた時間があってこそ、ですよ。刑務所に行ってもなんとかしたいって思うのは、まだ気持ちの繋がりがあるから。
なるほど。
でも気持ちが先じゃなく、家庭が先だと思いますけど。
離れて暮らしていても親のことを家族と思うのは「あり」ってことですか。それまで家庭を営んでいれば。
それは全然ありです。
なるほど。
そういうことか。
栃尾さんはきっと良い家庭を営んできたんですよ。今も営んでるし、営んできたから家族が増えていくんじゃないですか。
いやー、その中で色々ありますよ。いろいろ頑張ってましたよ。
頑張ってるからこそ、深いところで繋がってる感覚があるのかな。
あるっていうか、その感覚を持ちたいから「家族が欲しい」ってずっと思ってた。
でも簡単に壊れちゃうじゃないですか、家庭って。
と思いますね。
家族なんて妄想みたいなもので。なんとか壊さないように一生懸命努力してるから維持できるわけで。そういう努力をしなかった人が「刑務所に入っちゃったけど、家族なんだから面倒見てよ」とか言っても。
そういうケースはちょっといただけないですね。
そうですね。
家族こそギブアンドテイクじゃないですか。
一緒にいる時間が育んでいくものだと思います。
どれだけ家庭を大事にしてきたか、そのために努力してきたか、ってことの裏返しなんじゃないですか。
うんうん。
ということで、今日は、金子先生にまとめていただきましょう。
そうですね。
いい時間を家族で過ごしましょうということで。
うん、それに尽きるね。
ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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*本ぺージは、2024年1月24日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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