毎週水曜日更新のPodcast、「安田佳生のゲリラマーケティング」の一部を書き起こしてご紹介します。
ビジネスの悩みから人生の素朴な疑問までお答えするPodcast、今回ご紹介する内容は・・・
人材育成。どういう部下に、どれぐらいの時間をかけるべき?
出典元Podcast:安田佳生のゲリラマーケティング
出演者:安田佳生・下出裕典・内藤希美【第21回】人材育成。どういう部下に、どれぐらいの時間をかけるべき?
能力が高いか低いか。やる気があるかないか。部下のパフォーマンスは、2つの要素の掛け算で決まる。上司が育成に時間をかけるべきタイプとは。
以下、Podcastの一部書き起こしです。
時間をかける価値が全くないケースっていうのもあまりない。(下出)
~導入略~
(内藤)今回はこんな質問が来ています。会社スタッフの教育についてお伺います。
出来るスタッフは時間がかかりませんが、出来ないスタッフを育てるためには時間と労力がかかります。会社のパフォーマンスをあげるためには出来るスタッフにより時間をかけていくことの方が有効だと思いますが、出来ないスタッフを放っておくわけにもいけません。時間をかける価値がある、その価値がない、やめてもらうという境目はどこにあるのでしょうか。どのような思考を持てばすっきりするのでしょうか。この判断をどうしたらよいですか?30代のライターさんからの質問です。
(下出)はい、ありがとうございます。長文の質問をね、内藤さんがぎりぎりになるんですけど、テイクツーでなんとかオッケーと。ということになりますけども、スタッフの教育ですね。まあこれは難しいですよね 。
(安田)永遠の課題ですね。
(下出)そうですね、優秀な人を時間をかけて育てるのか、底上げにがんばるのか、と。それにしてもこいつ無理じゃね、みたいなこともあるんじゃないかと。
ライターさんということですけれども、けっこう大きい制作会社さんなんですかね。 色んなスタッフさんがいるみたいですけど。
(安田)まあ、時間をかける価値があるっていうことは、時間をかけたらそれだけ育つっていうことですよね。で、かける価値がない人はやめてもらう。時間かける価値がないのにやめてもらわないというのも難しい。
(下出)でもこれ本当の意味で言うと、すごい難しいと思うのがですね、時間をかける価値が全くないケースっていうのもあんまないと思うんですよ。ものすごい時間かけたら誰だってレベル1,2,3にはなるはずなんで、そこのバランスだと思うんですよね。
絶対どうにもなれへんやんみたいなことであれば楽ちんだと思うんですよね。お前無理やでって。
でも、どこまでかけてどこまでのびるのびないみたいなそこのバランスってどう見極めていったらいいんですかね。
能力かやる気かだったら僕はやる気が大切だと思うんですけど。(安田)
(安田)だから、基本的に僕は誰に時間をかけるかっていうことも大事なんですけど、この人たちを中心にして育てていきたいなって人と、そこまではいかないにしろ彼らはなんとか育ていかないといかんなっていうのと、もうやめてもらうしかないなっていう3つくらいにわかれると思うんですよね。
その線をどこに引くかって言ったら会社によって違うと思うんですけど、僕はやっぱりひとつは能力で、もう一つはやる気だと思うんですよね。 だから、能力もあり、やる気もあると成長意欲もある、そういう人にはより時間をかけたいし、そういう人を育てたいと普通は思いますよね。
だけど、能力はそんな高くないけどやる気はある人はなんとかしたいと思うじゃないですか。でどっちもないと、いう人は特にやる気がない人に関してはどんなに能力が高くてもやる気がなかったら教えようがないんで、やる気ない人はやめていただかねばしょうがないかなあと。
(下出)それはつまり能力は高いけど、やる気はない、っていう人もだめってことですよね。
(安田)そうですね。能力かやる気かどっちが大切かっていったら僕はやる気だと思うんですけど。
(下出)後天的にやる気を出させる方法はないですか。
(安田)やる気がなくなっている要因によると思うんですよね。本来はやる気があるにもかかわらずその上司なり、会社の組織なりいろんなものが阻害してるんだったら、もともとあるものを元に戻してあげることはできると思うんですよ。もともとあまりないものはあげれないじゃないかなと。
(下出)自分であげてもらうしかないというか。
(安田)そうですね。それは能力ですよね。言ってしまえば。
(下出)やる気を高く維持するっていうのは能力ですよね。
(安田)そうですよね。だから、成長意欲、できるようになりたい意欲がないというのはしょうがないとして、まあ、本人がやる気ないんだからそこはすっきりするんじゃないかなと思うんですけどね。
能力高い人を加速させる方をまずは選んでしまう気はしますね(下出)
(下出)会社としてもたぶんすごい悩んでおられると思うんですよね。この方、どういう思考を持てばすっきりするでしょうか、みたいな。ひとまずやる気がないやつは去れと。
(安田)去れとまではいわないけど、まあ去ってちょうだいと(笑)
(下出)変わらないじゃないですか(笑) そこは大丈夫でしょうということですっきりするでしょうと。
(安田)この方がおっしゃるようにやる気があって能力がある人って確かにあまり手間かからないんですよ。そんなに一生懸命教えなくても勝手に学習してやっていくんで。まあ、とはいうものの、そういう人に手をかけたらさらにのびるっていうのも事実ですよね。加速させてあげる、と。
(下出)そっちに手をかけた方がいいのか。
(安田)たとえやる気があるんだけど、能力がうまく発揮されていないと。どっちにかけますか、下出さんだったら。
(下出)いやーそのときの組織の状態とかにもよるんでしょうけど。ベースはやっぱり、能力高い人を加速させる方にまずは行っちゃうかなという気はしますね。
(安田)それは本音なんですね(笑)
(下出)その結果として、組織って一人だけぽんとでないんで、周りも引きずられる形で伸びていくってことを見越してっていう意味ですけど。
(安田)まあ組織の理想論としてはそうですよね。先頭を走るやつが思いっきり走ってくれることによって全体のレベルがあがるっていう。それは事実だと思うんですよね。
とはいうものの教えなくても勝手に完成形になるやつっていないじゃないですか。僕は基本的に上司の仕事って・・・・
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