この対談について
住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第42回 中小企業の採用は「第二新卒」と「シニア」が狙い目
第42回 中小企業の採用は「第二新卒」と「シニア」が狙い目

ええ、仰るとおりです。それこそ10人採用するなら10通りの求人を作るくらいの気持ちでないと。そこで大事になってくるのが、「その人は次の職場に何を求めているか」ということです。そこを1人1人分析して、求人内容を作っていく。

ああ、確かに。「こんな高価値のスキルが学べますよ」「社長の経営勉強会に参加できますよ」とか。そう考えると、第二新卒の中でも「業界未経験者」の方が採用につながりやすいかもしれないですね。業界の専門知識を得られるというのはメリットになりますから。

確かに。年代別の採用で足元を固めつつ、省力化も進めていく必要がありますよね。僕も最近仕事でChatGPTを本格的に使い始めたんですが、今まで2〜3時間かけていた作業が5分で終わってしまうんです。

ああ、そういう使い方もありますね。これからデザイナーさんたちもAIをバンバン使いこなすようになっていくんでしょうね。最近堀江さんのChatGPTに関する本を読んだんですけど、ChatGPTをはじめとするAIが劇的に世の中を変えるんだろうなと再認識しましたよ。

本当にそうですね。他にも過去のデータを元に、その人が普段送るような文章でメッセージを作って送れたりしますから。本当に本人とやり取りできてるのかすらわからない状態で仕事が進んでいくこともあり得ますよね。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。