住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第50回 「応援される人」になる秘訣
渡邉さんの人徳なんでしょうね。とはいえ、初回はなかなかハードルが高いですよね。まだどんな番組になるのかもわからないわけで。
ラジオを9年やってきたので、そこでの番組作りを参考にしていただけたんだと思います。もちろん前提として「渡邉がやるならしょうがいない、出てやるか」という気持ちだったのは確かだと思いますが(笑)。
そうかもしれないですね。もちろん結果的に取引先になることもありますが、そうでなくても「楽しく飲める」方が僕にとっては重要なので。
ああ、確かにそうですね。つまり次のステージに進むための課題があって、それをランリグさんがサポートする形で取引が始まると。
そういえば、取引先は地域一番店の会社が多いと仰ってましたもんね。でも普通に考えると、「うまくいっている会社」より「うまくいってない会社」の方が課題は明確で、そのぶん営業も簡単そうな気がします。そっちは狙わないんですか?
なるほどなるほど。となると肝臓マーケティングの極意は、「儲かってる会社の社長さんと飲みに行く」ということなんですかね。
確かに。そうすると別に売り込みをしなくても、「こういうことをやっていきたい」と夢を語ってくれて、自然と未来へ向けた商談になっていくと。
そこに繋がってくるわけですね。まさに「社長の希望を叶えるための組織」ですね。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。