【コラムvol.38】
2025年の
波乗りジョニー。

「ハッテンボールを、投げる。」vol.38  執筆/伊藤英紀


波に乗る、
という言葉がある。
潮が満ち海面が上昇するとき、
勢いよく打ち寄せる波に
うまく乗ることで、
自分をも勢いづかせる、
といったニュアンスだろう。

この場合、浜辺にザッバーン!
と押し寄せる元気な白波を
頭に描いているわけですが、
海面が下降する引き潮のとき。
波打ち際からシュワワーと
静かにもどっていく
“返す波”に乗ることも、
波に乗る、と考えても、
昨今はいいのでは
ないだろうか。

都落ち、
という言葉がある。
大都会で利益を得るぞ、と
胸ふくらませて上京したが、
思ったような利益が得られず、
敗者として肩を落とし
ひっそり地元や田舎へ逃げ帰る、
といったニュアンスですかね。

この『都落ち』ってコトバは、
あんがい東京など
大都会に住む人を縛っている
気がします。昨今は
『都で昇る気配もなく、
すでに落ちちゃっている
かもしれないのに
都に固執する人々』も
それなりに
発生しているように思うので、
『都落ち』より、
地方も『住めば都』
という観念を、
東京に住む人はもっと
強く膨らませて
いいのではないか。
『住めばホントに都になる』
そんな時代が、
もうすぐそこに
迫っているかも
しれないのですから。

さて、新時代の波は
どこにあるのか、
都はどこにあるのか。
今回は、この2つが
まざったような話を
したいと思います。

ラジオ番組で、
自民党総裁選に出馬した
石破茂衆議院議員が、
『地方創生』を
公約に掲げていました。
これは現政権が掲げる、
「大都会や大企業の成長を
支援することで、成長の果実が
地方にもこぼれ落ちるよ」
というトリクルダウンの
考え方への反論であり、
地方そのものが持つ経済力を
直接支援することが、
日本の成長と安定につながる、
という公約です。

ラジオで明かしていた
石破氏の主張の一つを
わかりやすく言うと、
「迫りくる地方企業の
大廃業時代を止める」
でいいと思います。
ホンマかいな、ということで
数字を調べてみました。

社長は、まだ、自社を知らない。
社長は、自社の魅力や可能性を、あんがい知らない。30年、中小企業を見てきて、つくづく思う。社長のお考え、事業の過去・現在・未来。伊藤英紀と若いのがパーティーを組み、ワイワイ質問したおす2時間半。会社丸ごと、棚おろしです。棚からボタモチのように、気づかなかった自社の魅力がドサリと手に。
ブランド・理念経営・事業戦略・組織強化のみなもとを、再発見・再定義するパーティーに、ぜひ。

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