【GlobalPicks/vol.067】世界中の「ユニークな」ビジネスアイデア10個

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道



Small Business Trendsという、規模のビジネスに特化したサイトからUnique Business IdeasをPickしています。

今回の記事はこれ

<記事タイトル>
10 Unique Business Ideas from Around the World
世界中の「ユニークな」ビジネスアイデア10個
「10 Unique Business Ideas from Around the World – Small Business Trends」

10個のユニークビジネスは下記の通りです。

1.Rent-a-Cow Makes the Most of Livestock
2.Reboot Manages E-Waste in Rural India
3.Eternal Reefs Creates a Lasting Legacy for Departed Loved Ones
4.1928 Diagnostics Revolutionizes Healthcare Around the World
5.Mad in India Offers a Different Approach to Ecommerce
6.Pazesha Brings Financial Empowerment to Africa
7.Youper Offers an App to Overcome Social Anxiety
8.Mannequin Madness Provides Rental, Recycling – And Related Products
9.Speedlancer Connects Freelancers With Jobs At Lightning Speed
10.21 Buttons Changes the Way People Buy Fashion

前回、4と5を見たので、6以降を見ていきますね。

6. Pazesha Brings Financial Empowerment to Africa
Pazesha(Pazesha社)がアフリカに融資革命をもたらす

—原文
Pazesha aims to connect lenders with low-income but high-quality borrowers. By providing borrowers excluded by the traditional financial system with vital credit, Pazesha is helping drive business forward in Africa.

→Pazesha社は、low-income(低所得)だがhigh-quality(返済信頼度の高い)borrowers(借り手)と、lenders(貸し手)を繋げています。traditional (旧来型)の融資システムから排除された借り手に融資の手を差し伸べることで、アフリカでのビジネスを促進しているのです。

低所得者が起業したり事業化したりする時に、これまでは「低所得」ゆえに融資を受けられなかったところですが、「低所得」でも「(返済の)信頼度が高い」借り手であればどんどん融資をして行く仕組みを作った、ということですね。

「低所得」でも「(返済の)信頼度の高い」借り手を、どのように判別するか、のアフリカンスタンダート(アフリカン・アルゴリズム)を持っているから強い、ということでしょう。

HPでチェックしましたが、貸し手は「個人」が多く、貸し手側の利回りは平均15%もあるようです。まあ、先進国と違ってインフレしてますから、15%以上の利息を払ってでもビジネスしたい「低所得起業家」がたくさんいるということですね。

 

7.Youper Offers an App to Overcome Social Anxiety
Youper(ユーパー)がSocial Anxiety(社交不安障害)を克服するアプリを提供

—原文
Founded in the increasingly entrepreneurial nation of Brazil,  Youper is the first mobile app focused on overcoming social anxiety. 

→Youper社は、どんどん起業家が育ってきているブラジルで設立された、social anxiety(社交不安障害)を克服する最初のアプリの会社です。

social anxiety(社交不安障害)をwikiで見てみると、人前や大勢の前に出ると、強い不安や動機や過度の緊張を引き起こす障害のことらしいです。最近増えているようです。緊張だけでなく「動悸」と「強い恐怖」が伴うみたいです。
こうした社交不安障害に関するアプリがブラジルから産まれたというのも意外ですよね。

ということで、アプリを実際に確認してみました。

・不安障害のある人に対し、科学に基づいて常に助言してくれるAIアシスタントサービス
・AIアシスタントに話しかける(チャット)と、緊張感を和らげるようなレッスンをしてくれるし、話し相手になってくれる
・日常生活に「常にAIアシスタントが帯同」しているイメージ

です。
科学に基づいてアドバイスしてくれる点も効果的でしょうけど、ユーザーコメントを見ていると、AIと会話しておくことで、実際の人との会話の準備運動的な効果があるようです。

「AIアシスタントがいるだけで不安障害が軽減される」なんて、一瞬ピンときませんが、逆側から考えると、不安障害が無い僕でも「iPhone忘れて出かけると不安」な訳ですからw、「AIアシスタントがいるだけで不安が和らぐ」のは「真」でしょうね(笑)

この、一見なんてことは無いAIアシスタントですけども、ユーザーの評価はめちゃくちゃ高く、社交不安障害の克服事例が多数確認できました。

同様のアプリは早晩日本でも展開されることでしょう。

 


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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