【GlobalPicks/vol.069】世界中の「ユニークな」ビジネスアイデア10個

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道



Small Business Trendsという、規模のビジネスに特化したサイトからUnique Business IdeasをPickしています。

今回の記事はこれ

<記事タイトル>
10 Unique Business Ideas from Around the World
世界中の「ユニークな」ビジネスアイデア10個
「10 Unique Business Ideas from Around the World – Small Business Trends」

10個のユニークビジネスは下記の通りです。

1.Rent-a-Cow Makes the Most of Livestock
2.Reboot Manages E-Waste in Rural India
3.Eternal Reefs Creates a Lasting Legacy for Departed Loved Ones
4.1928 Diagnostics Revolutionizes Healthcare Around the World
5.Mad in India Offers a Different Approach to Ecommerce
6.Pazesha Brings Financial Empowerment to Africa
7.Youper Offers an App to Overcome Social Anxiety
8.Mannequin Madness Provides Rental, Recycling – And Related Products
9.Speedlancer Connects Freelancers With Jobs At Lightning Speed
10.21 Buttons Changes the Way People Buy Fashion

前回、8と9を見たので、最後の10を見ていきますね。

10. 21 Buttons Changes the Way People Buy Fashion
21 Buttons(←サービス名) がファッションの購買行動を変える

—原文
On the 21 Buttons network, influencers within the world of fashion can share their wardrobe with fans anywhere and fans can find their favorite influencer’s clothing in the click of a button.

→21 Buttonsのネットワーク上で、 ファッション領域のインフルエンサーは、 世界中のフォロワーに自分のクローゼットの中身をシェア出来て、 フォロワーはお気に入りのインフルエンサーの洋服をクリック出来るのです

これについては、動画の紹介を見つけたので貼っておきます。

・インフルエンサーが「今日のファッション」とか「 現在のクローゼットの中」をupする
・upされたアイテムは「それぞれ個別」にクリックできて、 そのブランドの「ECサイト」と連動する
・フォロワーは、お気に入りのインフルエンサーが紹介している「 アイテム」を「ネットショッピング」したり、「いいね」したり、 「他の友達に共有する」

という結構シンプルな構造ですが、 スペインやUKなどではこうした流れで「ファッションアイテム」 を購入するのが主流なりつつあるようです。
日本でいうと初期の頃のZOZOくらいの流行感だと思います。

さて、21 Buttonsはスペインの会社ですが、スペインで「ファッションの流行を作った会社」といえば、 なんといってもZARAですね。
ファストファッションの王様であるZARAを流行らせたスペイン が、ファッションアイテムの新しい「シェア&購買スタイル」 を確立することになるのでしょうか?要注目です。

ただ、日本ではこのサービスと「同じ」ではないけれど「似ている(実際は違うけど、まあ類似している)」 サービスがどうやらあるようです。なので、 そのままコピーしても、あまり「新しく映らない」でしょう。

21 Buttonsのサービスの本質は「ファッションアイテムのシェア&購買」というよりも、 インフルエンサーなどの「個人」が、自分の「世界観」 を他者に紹介して、他者である別の個人が「気に入ったもの」 があれば、即「いいね」や「シェア」や「購入」出来る、 というところにあるわけです。

要は「個人がweb上でセレクトショップ( セレクトだけでなく利用もしてる)」を運営している、ということですね。

いっそのこと「部屋全体」をweb上にupしてしまって、「 部屋中の全ての持ち物をタグづけ」すれば「 究極の個人型セレクトショップ」ですよね。
本来個人の部屋ってセレクトショップなはずですから。

他には「カバンの中身全体」をupしたり、「 スーツケースの中身」をupしたり、「お風呂場」をupしたり、「化粧ポーチの中身」をupしたり。

「生活全てをセレクトショップ化」する、 というサービスにしてしまえば良いかな、と思います。

早晩、インフルエンサーの多くが「web上に載せる」 ための専用の「リアルなワンルーム」 をどんどん契約していくような世界観が実現するでしょう(笑)

「Airbnb」用の部屋ならぬ、「Airセレクトショップ」 用の部屋ですね。
無論、 その部屋の全てのアイテムが撮影されてECできるようになってい ます。これこそ本当のSHOWROOMですね。
いっそのことSHOWROOMingというアプリにすればいいん じゃないんでしょうか、怒られるでしょうけど(笑)


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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