【GlobalPicks/vol.110】ウィルス後:コロナ後の世界で加速する10の消費トレンド

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道



先週までは、CSA(Chain Store Age)というサイトで見つけた「Top 10 global consumer trends for 2020(2020年の消費者トレンドTOP10(グローバル版)」を掘り下げました。

今週からは、「シリーズ コロナ後の世界」と題し、Skiftというサイトから「今後消費トレンドはどう変わっていくのか?」を見ていきます。

今回の記事はコレ↓

After the Virus: 10 Consumer Trends for a Post-Coronavirus World
ウィルス後:コロナ後の世界で加速する10の消費トレンド

[https://skift.com/2020/03/17/after-the-virus-10-consumer-trends-for-a-post-coronavirus-world/]

「コロナ後の世界」10の消費トレンドリスト

1. VIRTUAL EXPERIENCE ECONOMY
2. SHOPSTREAMING
3. VIRTUAL COMPANIONS
4. AMBIENT WELLNESS
5. M2P (MENTOR TO PROTÉGÉ)
6. A-COMMERCE
7. THE BURNOUT
8. OPEN SOURCE SOLUTIONS
9. ASSISTED DEVELOPMENT
10. VIRTUAL STATUS SYMBOLS

 

1.VIRTUAL EXPERIENCE ECONOMY(ヴァーチャル体験経済)

VRなどのテクノロジーを使って、自宅などに居ながら有名人のLIVEを観戦したり、旅行を体験したり、美術を鑑賞したり、という仮想体験が一大経済圏を形成する。ということですが、下記の障壁がある、とのことです。

The bigger challenge: Stop thinking about digital experiences just as tools or entertainment, and start thinking about them as platforms for status-accruing experiences.

障壁:デジタル上の体験を、単なる「道具」や「娯楽」と捉えるのではなく、ステータスが発生するようなプラットフォームと捉えなければならない

要は、「デジタル(VR)で発生した、何かしらの現象が実世界でシェアできたり、何かしらマネタイズできたり、評価に繋がったりするような、プラットフォームが存在する」ことが、VIRTUAL EXPERIENCE ECONOMY(ヴァーチャル体験経済)が成立するための要件、ということです。

まあいずれにしても、VIRTUAL EXPERIENCE ECONOMY(ヴァーチャル体験経済)と「外出自粛」「巣篭もり」が相性いいのは明らかです。

友達とエジプトに旅行に行くために、飛行機に乗る必要も、パッキングする必要も、部屋を出る必要もないわけです。ヴァーチャル空間で待ち合わせて、ピラミッドを観に行く。で、今のピラミッド、古代のピラミッド、両方を体験する。そういう世界観は少し楽しみです。

 

2. SHOPSTREAMING(お店ストリーミング)

日本でもshowroomなど、live-streamingでパフォーマンスして投げ銭でマネタイズする、というのがありますね。今後は、お店自体をlive-streamingしてしまうショッピングスタイルが増えそうだ、ということです。

実際に中国では、既に農家がlive-streamingで作物を商売しているようです。

Starting in April 2019, China-based online shopping site Taobao will allow farmers from across the country to host their own live streams in an effort to help boost their income.

2019年4月、中国の通販サイト「タオバオ」は、農家の人達がライブストリーミングを使って商売して収入を増やせるようにした。

タオバオで農家がストリーミングして物販して、めちゃくちゃ収益上がってる、という話です。

農家がストリーミング中継しながら自分が作った農作物を売る、っていうのは「生産者の顔が見える!」の究極系ですよね。農家がダイレクトにPRして、中間業者を排除して消費者に届ける形なので、日本では既得権益破壊案件となりますね。横槍入る系ですね。。

 


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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