日曜日には、ネーミングを掘る ♯124「名前、という親子の結び目」

今週は。
長女に娘が誕生し、 じぃじと呼ばれるようになった私である。
孫娘の名前は、翠。 と、書いて「すい」と読む。 若い夫婦が自分たちで考えた。
ネーミングライターとしての 私の出番はなかった。 少々残念な気持ちではあるが、 子どもの名前は親が付けるのがいちばん。 そう思っている。
名前は、親から子どもへの 最初の贈り物であり、 そののちもずっと 親と子を結びつづけていくものだ。
古式ゆかしい名前であろうが、 きらきらネームであろうが、 親から名前をいただいた子どもは、 人生という長い道程のなかで その名を書いたり、呼ばれたりするたびに、 親との絆を結び直しているのだ。
たとえ、それが心にささくれが立つような 苦々しいことであったとしても。
私の60歳を過ぎてから やってみたいリストのなかに、 子どもの名前にまつわるボランティアがある。
親御さんからお子さんの誕生話と、 名前の由来をお聴きし、 それをちょっとした物語にすることで お子さんの何かのライフイベントの折に、 プレゼントしていただこうというものだ。
親と子をつないでいる名前という結び目を、 言葉で解くことができたらと思っているが、 サービスの名称は、まだ未定である。

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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