日曜日には、ネーミングを掘る ♯125「詩情」

今週は。

目下のコロナ禍、
趣味で続けている俳句の会も
無期限休会中であったが、
オンラインを使って
再開することとなり、
早速師より催促メールが届く。

怖い怖いと家籠りしていると間違いなく
寝た切り老人になり、次はボケ老人の早
道になりますよ。締切を背負って一日頑
張ってみてください。老婆心ながらコロ
ナの一文字が入って居たら選外とします。

70歳以上が多数を占める
句友への労りと励ましの文面。

最後に、ひと言、添えてあった。

くれぐれも詩心をお忘れないよう。

詩心。そこから生み出される詩情。
そのことをいつも心根に置いて
句作に向き合いなさいと師はいう。

自作の俳句や文章が少しでも
そうであって欲しいと願うが、
では詩心詩情とは何かと問われると
説明することは難しいと常々思っている。

そんな折、詩人の谷川俊太郎さんが
詩情について語っているインタビュー記事を
検索窓の向こうで見つけた。
(2009年11月25日付朝日新聞)

谷川さんは、語る。

詩情は、
言語化できるかどうかもあやしく、
定義しにくい。

詩情は、
どんな人のなかにも生まれたり、
消えたりしている。

詩情は、
詩作品の中にあるだけでなく、
あるときには絵画に姿を変え、
音楽となり、舞踏として現れる。

詩情は、
探すものではなく、突然襲ってくる。

詩情は、
メッセージはおろか、
意味すら無いと思われる言葉にあって、
何かを伝えてくる。

何かと問うて、何かと返る。

谷川さんにもどうやら詩情についての
明確な答えはないようだ。

あらゆるもの(感情やアートでさえ)
01思考に置き換えようとする
デジタル万能なこの社会にあって、
詩情が棲む世界は、見えにくく、
理解されにくいものだろう。

でも、それはある。と私は確信している。

『星の王子さま』の素晴らしさについて、
わたしとあなたが話すとき、
私たちはまさにサンテグジュペリによって
もたらされた詩情を分け合っているのだ。

安田佳生とおこなう「スイッチミーティング」

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