コミュ障経営者のギモン その16「続けられることは才能と言えるのか?」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

続けられることは才能と言えるのか?

僕、格闘技を趣味でやってまして、コロナのおかげで試合が流れて本当にホッとしてます。
「あぁ、早く試合がしたい!」って人がいることが信じられませんよ。
僕より相手が弱けりゃそうも思うでしょうけどね。
僕は、本当に資質・才能が無くて、めちゃくちゃ弱いですから(涙)
僕の対戦相手が羨ましいですよ、まったく。

ちなみに、そんなクソ弱い僕の先生にあたる方々は、それはもうめちゃくちゃ有名なレジェンドと呼ばれる方々なんです。
世界チャンピオンで全日本も何連覇かし過ぎてもうよく分からない実績になっている方、MMA世界三冠チャンピオンで元UFCファイターという方。
つまり、これ以上無いってくらい豪華な先生なわけです。
ところが、こんな先生に教わっても、僕はポンコツなんです・・・

だから、他責で考えましたよ。
(なお、弊社が大切にしている言葉は「自責」です。)

そう・・・「天才は教えるの下手説」の検証です!

ところが、お二人が指導やサポートをしている方の中から世界チャンピオンが出ていることを考えると・・・「ご自身が天才な上に、教えるのも上手い」という事実が判明し、思いっきりブーメランが返ってきてしまいました。

先日、マススパー(軽めのスパーリング)が終わった後の話です。
先生が注意点を皆に伝えてくださったのですが・・・

あれ、それって完全に僕のこと言ってません!?(汗)

ってか、もう、それ、完全に僕なんで・・・(焦)

いっそのこと名指しで言ってください・・・ゔゔゔゔ・・・(涙)

・・・ってなりましたよ。
毎回こんな感じなので、40過ぎのおっさんが総合格闘技のジムで涙目です。

こんなんだから・・・

「そこまして、なんで続けてるの?」
「続けているのがすごいよ」

・・・って優しい方はおっしゃってくれるんですね。

きっかけはパーソナル・ブランディングの一環として、黒帯を取得しようと思ったからなんです。
(ブランディングに関わる仕事してますから、一応戦略的に考えたりするわけです)
海外でも空手、柔道、柔術など「black belt」って当然ありますし、話のネタになりますからね。
海外で仕事をしたいって気持ちはありますので、僕にとって大事なんです。
で、道場に出稽古に行って、「OSU(押忍)!」なんて言いながら、和気あいあいと稽古できたら素敵な人生だなって思ったんですよね。
ところが、黒帯取得のためには連続組手もあるし、ある程度強くないと取れません。
ですから、「昇段審査に合格できるくらいに強くなるため」に続けているんです。

もちろん、身体を動かすって健康にもいいですからね。
ただ、怪我したりもしますから、健康かどうかは正直微妙なところです・・・
現在、稽古中に痛めた肩はドンドンこじれて、ひどい五十肩みたいなのになってます(涙)

さて、一方で、「続けるのも才能」なんて言ったりしますよね?

じゃあ、僕に「継続の才能」があるのか?って考えますと、格闘技に至ってはせいぜい5年やそこらなんですよね。
なので、小学校に6年間通ってきたすべての方にとって、大した継続ではないんですよね。

知人:格闘技を5年間も続けて、それだけでも大したもんですよ。
僕:まぁ、でも、皆、小学校に6年間通ってますからね。文字通り小学生以下ですよ・・・

・・・

・・・

・・・

いやいや、これじゃ友だちもできませんよね、僕。
コミュ障なんで、こういうこと素でやっちゃいますからね(汗)

気になったので調べてみましたところ・・・
日本の初等教育の就学率は100%で、小学校の卒業率も100%だそうです。
つまり、日本人のほとんどの人は6年間は初等教育を継続したという実績があるわけです。
ということは、「続けるのも才能」と評価されるためには、6年よりも長く継続していることが一つの条件なんじゃないか?って思うわけです。
もっと厳しく言えば、義務教育という9年間が一つの基準になってくるわけで・・・
つまり、日本人のほぼ全ては、剣豪宮本武蔵の言葉「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」の「鍛」はクリアしてるということなんですよね。
宮本武蔵もびっくりですよ、きっと。
宮本武蔵が生きた江戸時代初期には現在のような初等教育ではなく、寺子屋だったわけですし、まさか日本国民が「鍛」をあっさりやれちゃってるって思いもしなかったんでしょう。
つまり、「続けるのも才能」なんて言葉はおいそれと使えないってことになります。

ただね、結局、資質のない人がどんなに継続したところで、誰の何の役にも立てないんですよね。
そんな元も子もないこと言うなって話ですけど・・・
例えば・・・
成果=資質や才能×時間
・・・と表すと、資質や才能の重要性がわかりますよね。
僕にはこの関数が成立しているので、真面目にジムに通っても、先生に同じ指摘を毎回されて、総合格闘技のジムで涙目になるんです。
つまり、資質のない人が、「継続の才能」を持っていたとしても、なんにも起こらないんですよッ!!・・・ゔゔゔゔ(号泣)

仮に、僕が「継続の才能」を持っていたとすると、それは、前述で述べたような目的があるからなんです、きっと。
なので、「継続の才能」のために必要な能力があるとすれば・・・
・目的設定能力
・時間をつくる能力
・楽しみを見つけられる能力
・・・ってことかもしれませんね。

ところで、京セラ、KDDIを創業し、日本航空(JAL)を再建したスーパー経営者の稲盛和夫さんは・・・
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
・・・という関数を使っていますね。
ここで稲盛さんは、とりわけ「考え方」の重要性を説くわけです。
つまり、考え方を誤れば、どんなに優秀な人でもどんなに情熱を持った人でも、良い結果(人に喜ばれるとか)にはつながらないんだよ、と。

ところで・・・

稲盛さんは「能力」って言葉をサラッと使われてますけど、これがない場合、どうすれば良いんだろう・・・(涙目)

 

著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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