【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「友人と起業して悩んでいる」2018年11月7日配信

第319回「友人と起業して悩んでいる」
という質問者さん。
社長がトップダウンで決めるべきか、協同経営者の友人と協議して進めるべきか。
安田の回答はいかに。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

安田さん、江美さんへ。一言でお願いします。人生でいちばん高い買い物は何ですか?金子亜佑美です。

安田

車ですかね。安田佳生です。

栃尾

私は家か。

金子

家と車、そうか。

安田

僕は家、買ったことないですからね。

栃尾

夫と2人の、共同の、連名の家かも。はい。

金子

ありがとうございました!今回は30代・経営者の方からご質問いただいてます。みなさん、こんにちは。いつも楽しく拝聴させていただいております。早速質問です。このたび友人3名と新会社を設立し、私が代表取締役に就任いたしました。過去の57回目の放送で、友人と起業した場合のいいところと悪いところについてのテーマでお話がありましたが、その延長でさらにお伺いしたいことがあります。ワイキューブでは安田さんが代表取締役であったと思いますが、友人と仕事を進めていくにあたり、代表権の行使みたいなものはどのような形で行っておりましたでしょうか?友人関係の延長で仕事仲間になっているということもあり、どこまでリーダーシップをはかって良いものか、さじ加減が難しく感じております。代表になったからといって今までと態度を一変するのも違和感があるように思うと同時に、仲良しこよしで決定事項をすべて折衷案でまとめていくというのも、仕事を進めていく上ではあまりいい結果に繋がるように思えません。ぜひ、安田さんのご意見をお伺いできれば幸いです。よろしくお願いいたします。ということです。

栃尾

すごーい!

金子

いや~

安田

早くなりましたね。

金子

早くなりました~

栃尾

よかった。

金子

ありがとうございます!

安田

金子さん、「折衷案」の意味は?

金子

え、折衷案ってなんですか??

栃尾

「間をとる」みたいなことですかね。

金子

ふ~ん。なるほど。

安田

あ~、そんな感じですね。

栃尾

落としどころ、みたいな。

金子

なるほどね。

安田

どっちの顔も立てて……みたいな。

栃尾

悪く言えば?

安田

中途半端な……みたいな、そういうイメージですよね。

金子

なるほど~

栃尾

どっちつかず、みたいな。

安田

うん。

金子

だからいい結果に繋がるように思えないと。

安田

ワイキューブという会社は、ワイキューブの「ワイ」は安田の“Y”だと思われがちなんですが、実は佳生の“Y”なんです。

金子

どっちでも(笑)

栃尾

どっちでもワイなんだ(笑)

安田

いや、これ、洒落ではなくて、ファーストネームに“Y”がつく人3人でつくったんですね。ヨシオ・ユウジ・ヤスヒロっていう。

栃尾

そうか。

金子

そうかぁ。素敵やん。

安田

だから「安田」ではないんですよね。

金子

「キューブ」は何ですか?

安田

キューブは「3乗」という意味で。2乗3乗4乗の。

金子

あぁ~

安田

だから、Y×Y×Yと。

金子

おぉ~、なんか素敵。

栃尾

すごい。キューブ型の?

安田

キューブ型の。でも、すぐに増えまして、人が。もう面倒臭いからいいや!みたいな感じで、実質役員4人とかで決めてたことが多かったんですね。

金子

あ、そうなんだ。

安田

はい。で、ずっと、最初、会社つくってから何年ぐらいかな、10年近くは役員会議で、株も、僕、過半数持ったことないですし、一応代表者ではあったんですが、銀行からお金借りるときも僕が連帯保証人でしたけど、他の人も一緒に連帯保証に入ってもらったりしつつ、自分がトップダウンで全部やるっていうのが苦手でしたんで、そういう話し合い組織でしたね。最初の7・8年ぐらいかな。

栃尾

途中で変わったんですか?

安田

途中で会社もいまいち上手くいかなくて、やっぱり誰かが決めて誰かが責任とるっていうことをやんないとダメだなということで。そういうのはいちばん嫌だったんですけど、しょうがないということでやり始めたのが10年目ぐらいだったんじゃないですかね。みんなで決めてたのを途中で自分で決めて、そのかわり責任とるっていう感じで。そのかわり、一方的には決めませんでしたけどね。一応話し合ってましたけど、でも、決裂したことでも押し通したこともありましたね、その後は。

金子

へぇ~。

栃尾

それから、でも、上手くいくようになったり、あとは1本芯が通るようになったみたいな実感はあるんですか?

安田

うーん、まあ、それが理由かどうかはわかりませんけど、業績が伸びたのと、あとはやっぱり個性は出ましたね、会社の。

栃尾

あ~、そうですよね。

安田

それまでは普通の会社でしたけど、まあ、それが嫌だったっつうのもあるんですけど、「安田企業」的になりまして。やっぱり、役員の多数決もそうですし、「社員全員の多数決でやろう」っていうことだけやってると社長って必要ないんですよね。基本的に「周りのみんなが反対するけども、これだけはやりたい」ということを決めるために社長っているのかなと僕は思ってますんで。そうすると偏ってくんですよ、「安田が1人でやりやがった」みたいなことに。他の人だったらやんないってことなんで。ただ、どうなんですかね、どっちがいいかっていうと、会社によるんじゃないですかね。

栃尾

でも私、コミュニティをちょっと勉強したりしてて、コミュニティの中でちっちゃいグループがいろいろできて、だいたいリーダーがいるんですけど、みんなの意見を総合して決めようとすると、あんまりやっぱ上手くいかないですね。1人のリーダーがすごい思いと意志と情熱をもって「やるぞ!」っていって、それぞれが別の部分に共感したりして、それで進んでいくと割と結構上手くいくっていうことが多いような気がします、見てると。

安田

そうですね。

栃尾

だから、折衷案にするとどこへも行けないっていうか。それぞれの間には何もなかった、みたいな。

安田

難しいとこなんですよね。僕も、ものづくりでパンフレットとか、そういうのをつくるときには、「社内で相談させてください」って言われる案件は受けないようにしてたんですよ。社内で何人かで相談して、みんなの意見を聞いてまとめていくと、すっごいつまんないものになるんですよね。

栃尾

バラバラになってきますよね。

安田

みんなが「こうしてほしい」「ああしてほしい」っていうのをぜんぶ入れていくと、すごい普通になっちゃうんですよ。だから、「社長がいいっていうものをトップダウンで決めないんだったら、やらない」っていう方針でやってましたね。

金子

へぇ~、それはいい。

安田

まあ、でも、リーダーはたしかに要るとは思うんですけど、どうリーダーを選ぶかも大事じゃないですか。

栃尾

まあ、そうですよね。

安田

たとえば民主主義だったら、みんなで大統領とかを選ぶわけじゃないですか。日本の場合は地域の出身者を選んで、その人が選ぶわけですけど。でも、中国みたいにとにかく優秀な人をトップをもってきて、その人がトップダウンで決めるみたいなのもあるし。会社の場合は金持ってる人がリーダーになるんで。

栃尾

そうなんですか?

安田

そうですよ。いちばんたくさん資本金出した人が。だって、株主が社長を選ぶわけなんで。まあ、だいたい自分でやりますけどね。だから、そこに納得感があるかどうか。ちょっと難しいとこですけどね。でも、どうなんですかね、僕、ホントに会社によると思いますね。友達とやって上手くいかないっていう人もいますけど、実際やってすごい大成功してる人もいますし。

栃尾

それは本人がそんな主張せずに、ってことですか?

安田

どうなんですかね。その場面見たことないんでわかんないですけど、もう数十年間、起業した友人と一緒にやって何の問題もなく上手くやってるっていう人もいますし、「絶対俺たちは大丈夫」って言いながら1・2年でダメになっちゃった人もいっぱい知ってますし、たぶんそこに答えはない気がしますけどね。

金子

やってみて、たとえば何年ぐらいみて切り替えるとかってあるんですか?

安田

参加してる人の性格とか、何やりたいのかとか、たとえばこの人リーダーで、この人が自分がすごく成し遂げたいこととか、事業とかビジョンがあって、それをどうしてもやりたいんで周りの人を巻き込んで始めたような事業なんであれば、折衷案はやめたほうがいいと思いますね。でも、そもそもの目標がみんなの折衷案的に始まってんだったら、途中でそんなの変えれんのかな?っていう気もしますしね。

栃尾

でも、代表に一応選ばれたっていう時点で若干役割が違いますもんね。

安田

なぜ選ばれたのか、わかりませんからね。

栃尾

わかりませんからね。

安田

いちばん資本金出したからかもしれませんしね。

栃尾

なるほど。

金子

その場合は難しいですよね。

栃尾

嫌々みたいな。

安田

嫌々かどうかはわかんないですけどね。だけど、とりあえずこの人代表なんで、「最終的には自分が責任もつ」っていう意志はやっぱないとダメでしょうね。

栃尾

そうですよね。「みんなで決めよう」ってご本人が思ってると難しいかもしれないですね。

安田

「みんなで決めたことでも、最終的には俺1人ですべて泥をかぶる」ぐらいに思ってないと、たぶんできないと思いますよね。

栃尾

なるほど。

金子

かっこいい!

安田

だけど、どっちがいいか答えはホントなくて、今やってるメンバーによるんじゃないですかね。ということで、おまとめを。

栃尾

安田さんは7年間ぐらいみんなで折衷案で決めていたけれども、そのあと自分で決めるようにして一応事業が上手くいったという実績はありますと。ただ、今の意見としては、メンバーによってどちらが上手くいくかっていうのは違うから、答えはないでしょ、っていう感じですか?

安田

そうですね。何やりたいかが決まってんだったら、そのゴールを明確にもってる人が最終決定するほうが、そっちには近づきますよね。

栃尾

うんうん。

安田

ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2018年11月7日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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金子亜祐美
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