お金にならない仕事
プロとアマチュアの違いは何か。仕事と趣味の境目はどこか。
そういう議論になると、必ず出てくる答えがある。
それは、金を稼げるかどうか。
稼げるのがプロであり、稼げないのはアマチュア。
稼げるのが仕事であり、稼げないのは趣味。
お金を基準にした分かりやすい境界線である。
確かに生きていく為には最低限の金が必要だ。
稼げないのであればプロとは言えない。
稼げないのであれば仕事とは言えない。
その考えは至極当然である。
だが私はあえてその考えに反論したい。
世の中には金にならない仕事もある。
そして社会は、そのような金にならない仕事によって
支えられているのだ、と。
たとえば親が子供を育てても金にはならない。
妻が夫の食事をつくっても金にはならない。
ではそれらは仕事ではないのだろうか。
金になる事が仕事であり、金にならない事は仕事ではない。
この考え方が人生を窮屈にし、
社会を生き辛いものにしているのだと、私には思えてならない。
前述したように、生きていく為には最低限の金は必要である。
だが金以外のものも必要なのだ。
それは友達であったり・・・
– 『[安田佳生メールマガジン] 2014.12.02 お金にならない仕事』より引用
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