副業の勧め

副業の勧め

ひとつの会社だけで稼ぐ収入には限界がある。
売れる商品も、売り方も、
能力を発揮出来る現場も限られているからだ。
どんなにバランスの取れた人間でも、
向き不向きというものは必ずある。

営業は得意だけれども、マネジメントは苦手。
企画書づくりは得意だけれども、プレゼンテーションは苦手。
数字の管理は得意だけれども、新しい取り組みの発想は苦手。
得意な仕事をやっている時のパフォーマンスは高いが、
苦手な仕事をやっている時のパフォーマンスは低い。
つまり、トータルパフォーマンスは「そこそこ」
という結果になるのである。

では「得意な事だけをやればいい」ということになるが、
現実にはそういう訳にもいかない。
ひとつの会社にはそんなに多くの仕事が存在しないからだ。

得意な事だけをやっていたら時間が余ってしまう。
だが正社員である以上、
余った時間に漫画を読んでいるわけにもいかない。
余った時間も会社が買っている時間なのだ。
当然そこには別の仕事が入る。
その結果、パフォーマンスが下がるのだ。

ではこれを解決するにはどうすればいいのか。
答えは簡単である。正社員をやめればいいのだ。
得意な事だけをやって、それに見合う対価を受け取る。
当然の事ながら報酬は下がるが、
その代わりに余った時間が返ってくる。
その時間を他の会社で使うのである。

ひとつの会社で得意な事+不得意な事をするよりも・・・

『[安田佳生メールマガジン] 2014.12.10 副業の勧め』より引用

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