こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
世界最速でミシュラン3つ星を獲得した、世界に知られる日本トップクラスのレストラン「HAJIME」。
現在は、HAJIMEならではのオリジナル料理を提供していますが、以前はフランス料理の専門店だったそうです。
方針を変えたきっかけは、友人に料理の写真を見せたときにもらった「これはダメだよ。コピーじゃないか」という一言。
「これから世界から人が来る。そのときに、ちゃんとお金が取れるようにしないといけない。創造性を、ただ右から左に流すような流通業にしたらダメなんです。原価の上にいくら取れるか。それが、料理人の価値。そこにこそ挑戦しないといけない」
メニューを一気に変える。1営業にする。値段を倍にする。普通のレストランでは、ありえない選択です。しかも、ミシュラン3つ星を取っていたのです。変えなくてもいいといえば、変えなくてもよかった。しかし、HAJIMEは変えたのです。
(CAMPANELLA 本田直之の「賛否両論=オリジナリティ」第7回 より)
周囲に評価され、順調なときの変革。
なかなかできることではありません。
実際、HAJIMEも1年で2,000万円の赤字が出たと言います。不安もあったそうです。
でも「HAJIME」のオーナーシェフ米田氏は、「オリジナリティを究極まで高めること」を貫き通しました。
しかし、やめどき、やめるべきことを見極めるのはなかなか難しいこと。
そのヒントが安田のツイートにありました。
やるべき事を、コツコツとやり続ける。やるべきじゃない事を、きっぱりとやめる。それだけで人生は成功したも同然です。続ける事は簡単ではありません。でも、もっと難しいのは、やるべきじゃない事をやめること。もし自分が我慢していると感じたら、それはやるべきじゃない事のサインかもしれません。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) July 23, 2017
「やめる」というとネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、やめることで、新たに始められることもある。
むしろポジティブに人生を歩んでいけるかもしれません。
もしあなたが何かを我慢しているのなら、一度立ち止まって考えてみてはどうでしょうか。