
早速質問です。「節約」と「ケチ」の境目は何でしょうか?うちの社長がケチで、よくパートさんからも話のネタにされています。たとえば1,000円安くなるから会社で使う封筒を5年分まとめて買うなど、そして、それがたくさん買ったせいで置き場がなくなり、よけいな人件費や場所代が発生していると思います。これが節約なら許せるのですが、ただのケチなら考え物です。みなさん、どう思われますか?ご回答をお願いいたします。ということでーす。

私も最近、自分の仕事を外注するようになってきたので、「これ、払う価値があるのだろうか」というのをよく考えながらするので、そういうのでビジネスセンスが子どもに養えればなと思ったんですけど、それをちょっとこのエピソードを聞いて思いましたね(笑)

たしかに、そう思うと、ケチっていうのはお金だけをとにかく削減したくて、節約っていうと、労力とか工数とか、人の面倒くささ、嫌さとかも全部含めて、いちばんベストな状態を見つけるみたいなことなのかなという気がしました。

いや、なんか、社長が責任をとって自分でやってみればいいんですよ。封筒5年分どこに置くかとか、置き場所の代金とか計算して、自分で。で、やってみて、「どっちがよかったんだ」って社長さんに言って、社長さんが決めたらいいんじゃないですか。

私もよく思うのは、たとえばブログとかを書くのに、文章書くの好きでもないし、上手でもないのに、社員に書かせときゃタダだってことで、「ブログ書け」って言って書かせる人とか多いんですよ。それはやっぱり節約じゃなくケチって感じしますよね。

「安けりゃいい」みたいな思考停止。じゃなくて、本当に得になるのか。金額は安いかもしれないけど、トータルでみて得になるのか。たとえばブログを書くのが1時間かかってしまって、その1時間を別のことに使えたかもしれないのに、それよりブログを書くほうに割り当てていいのか、みたいなことをちゃんと考える、いちいち考えるってことじゃないですかね、ケチじゃない人は。

それと一緒で、たとえば事務所とかも、封筒を置くためにもう1か所借りないといけないとかになったら、絶対買わないと思うんですよね。置く場所があるから、それが0円だから買っちゃうんですよ。そこが、0円なんだけど、実は0円じゃないっていう。

はい。社員の時間もそうだし、自分でやったほうが安いとかいう人は、やっぱ自分の時間はタダだと思ってたりするんで。だから、本来1円も使わなくていいところにお金使う人が本当の節約なんじゃないかって気が私はするんですが。

どうしよう(笑)えっと、まあ、私が言ったのは、その都度よいほうを考えるってことですけど、「一見金額がかからないものにお金を払える」って安田さんはおっしゃいましたけど、価値をちゃんと把握するっていうことかなと思いました。いかがでしょうか?
*本ぺージは、2019年9月4日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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