GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道
「シリーズ コロナ後の世界(No.3)」として、
今回の記事はコレ↓
COVID-19: Implications for business
(COVID-19のビジネスへの影響)
[https://www.mckinsey.com/business-functions/risk/our-insights/covid-19-implications-for-business]
この中でいくつか興味深いコメントや、チャートがあるので、 これを数回に分けて紹介していきます。
今回取り上げる本文
Banks are using new techniques to find out who’s ‘swimming naked.’ And new MGI research looks at the cost of disruption in global supply chains.
→
銀行は新しい技術を使って「裸で泳いでいるのは誰か?(
危ないのは誰か?)」を見分けるようになった。 マッキンゼーのリサーチからは、 グローバルサプライチェーンのdisruption(崩壊) の代償が見えてきた。
要するに、コロナ禍において、銀行が「
ざっくりと平時(beforeコロナ)
黒系統のグラフが「大企業」
青系統のグラフが「中小企業」
の倒産リスクです。
・明らかにPassenger transport(客運/交通/航空)の倒産リスクが高い
・次に「大企業」のHotelsの倒産リスクが高い
・「中小企業」では、Nonfood retail(食以外の小売り)と、Real estate(不動産)の倒産リスクが高い
・いずれにしてもここに出ている全てのセクターのマルチブル(
素直に考えると、「大手航空会社の破綻」と「
(なお、私は、ある日系航空会社A社が公私ともに好きですので、
さて「いつか役に立つかも英単語」
Disruption(ディスラプション):崩壊/破壊
最近ではデジタル・ディスラプションという横文字がよく使われ、
そして、今回はCOVID19 disruption(コロナ・ディスラプション)
今回の記事にあるように、銀行としてもチャートにあったような「
そして、触れられていませんが「
なお、いうまでもなく、
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)