こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
おばあちゃんになっても怒りの抑え方は、それだけは忘れないようにしたい!と思う金子亜佑美です!
安田佳生です。
でも、おばあちゃんになったら怒っちゃうんだろうなあ。
はい……。
そんなことないんじゃないですか。年を取ってキレやすくなる人と、キレなくなる人の2種類に分かれる気がしますけどね。
ああ、そうですかあ。
子どもに戻るって言うじゃないですか。
うん。
はいはい。
だから、子どもの頃キレやすかったとしたら、おばあちゃんになってキレちゃうのかな、なんて想像してますが。
ほお、なるほど。
うん。私も。
(笑)。私、キレやすかったんじゃないかなって思うんですよね。
ふーん。
じゃあ、今日の質問を読まさせていただきます。40代・コーチ養成インストラクターの方からです。はじめまして。最近よく拝聴しています。まだ初心者です。楽しく、時間があっという間です。オープニングの金子さんのつぶやきが毎回グッときます。面白く素朴に感じますが、金子さんのプライドの居所が気になります。ご自身を音楽で表現できるって、すてきだなと思います。さて質問です。扶養内の個人事業主ですが、5年10年後には独り立ちしたいと漠然と思っています。そういう立場で心がけること、蓄積していくといいものがあるとしたら、どんなポイントがありますか?自分で確定申告をするようになって5年ほどです。お金を稼ぐ個人事業主としてゆくゆくはと思っていますが、いまは主人の扶養内で子育てと2人目を希望していて、なかなか稼ぐ視点に立てずにいます。個人事業主の回でのお話のように、ご縁とコラボでなんとかやってこれている、好きなことを仕事にできていると思います。生計は主人に立ててもらっていますので、仕事が自己実現のような場になっています。どこか思いっきり仕事がチャレンジできない、仕事ができないジレンマもありつつ、いまは子育てを第一にと考えています。よろしくお願いします。
すごい。
コーチを育てる仕事をやってて、個人事業主さんで、でも旦那さんが生活費の多くを稼いでいて、そこにジレンマを感じてるってことですかね。
みたいですね。
で、ゆくゆくは扶養から出て、経済的に自立したいってことなんでしょうかね。
はい。
なるほど。そのために心がけること……どうなんでしょう?栃尾先生。
せんせー!
うむ(笑)
(笑)
(笑)
漠然としてますよね。これね、たぶん私の友人なんですけれども。
お~。
そう。たしかに私から見てすごく力があると思うんですけど、見せ方とかがそんなに洗練されてないというかな、上手じゃないというか。どれぐらい稼いでるのかわからないですけど、もうちょっといけるんじゃないかなって思う感じなんですよね。だから、私としては……
ご自身でもきっと、自分の力をふつふつとどこかで感じてるんでしょうね。自分の力がもうちょっとあると思ってるから、それを出したいんでしょうね。
うんうんうん。そうなんじゃないかなあ。まあ、「『稼ぐ』って決める」ってことですかね。
おぉ。
なるほど。「稼ぐ」と決める?
そうですね。たとえば私、離婚してから「稼がなきゃいけない」となったわけですよ。
はい。
そしたら、やっぱりぜんぜん変わりますよね。
変わりましたか?
そうですね。結構変わります。気持ちも変わるし、仕事の受け方とかも変わっていくなと。「こんなもんでいいか」とか、子育てはこの方も「ジレンマだ」とおっしゃってますけど、「子育ての時間を減らすより、仕事……いっか、これは断っちゃっても」とか、そういう気持ちもあったんですけど、「稼ぐ」って決めると「やるしかない」みたいなところはあるかなと。
なるほど。
ほぉ。
じゃあ、「まずは別れなさい」と。
違いますよ(笑)
(笑)
違いますか?
違います。むずかしいですよね。
どうなんですか、でも、別れても生きていけるように、「自分も稼ぎがあって」っていうほうが、旦那がひどい場合に我慢しなくていいかもしれませんけど、なんか質問を見てると、とっても旦那さんとはうまくいってるみたいだし、べつに「旦那の稼ぎから離れて」みたいなことに、そんなにこだわらなくてもいいんじゃないかって気もするんですけど、そんなことないんですかね。
あぁ。
「扶養内でずっとやってもいいんじゃない?」っていうことですか?
はい。
たしかに。
長い人生のなかで、夫婦ってある意味「助け合い」なわけじゃないですか。
はい。
まあ、私もバツイチなんで偉そうなことは言えないんですが。
(笑)
やっぱり長い人生のなかで稼ぎだけじゃなくて、たとえばどっちかが風邪ひくとか、いろんなことがあるわけじゃないですか。
はいはい。
うんうん。
たまたま、いまは旦那さんが稼いでたりとか自分が子育てしたりっていう役割だと思うんですけど。
ああ、なるほど。
一生で見たら、どっかでバランスとれてると思いますけどね。でないと夫婦ってつづかないんじゃないですかね。
うわあ、そうですねぇ。
はいはい。でも、この方は旦那さんに引け目があってというよりは、もうちょっと自分として羽ばたきたいのかなという印象を受けましたけどね。
「もっと仕事がしたい」ってことですかね。
うーん、じゃないのかなあと。
だったら、せっかくのこういう立場なんで、お金とかにかかわらず……やっぱりお金をもらって仕事を取るってなると時間かかるじゃないですか。
なるほど。
うん。
顧客開拓もしないといけないし。
はい。
だから、いっそのことお金にならなくてもいいんで、お手伝いできる人をどんどん広げていったらどうなんですかね。
あ~、なるほど。
実績をつくるってことですか?
実績と見込み客をつくっていくっていう。
あ~。
そしたら、いずれそのうちの一部が有料化してって、稼げるように自然になると思いますけどね。
うんうん、なるほど。じゃあ、安くなのか、お金を取らずになのか、仕事をやってみるってことですか?「コーチ養成の講師やりますよ」みたいな。
はい。生活ができてるってことはありがたいことなんで、僕は会社員の方で、そこで生活できている人が副業をやっていくためには、「まずはお金にならなくてもいいから、種まきしたほうがいいよ」って話をするんですけど、それをやるべきときなんじゃないですかね。そしたら、それが実ってきて刈り入れするときに、もしかしたら旦那さんがリストラされるかもしれないんで、そしたら養ってあげりゃいいでしょうし。
そっか。
そういう助け合いの精神で。もしくは、僕は実際自分でもやろうって考えてるんですけど、いままでは「旦那が稼いで奥さんが家のこと」みたいな時代が長かったですけど、だんだんそうじゃなくなってきているんで、両方が家のこともできたほうがいいし、両方が稼ぐ能力もあったほうがいいと思うんですよね。
はい。
間違いないっす!
(笑)
それでいくと別々にやるより、せっかく一緒にいるんだから、夫婦でとか家族でやる事業とか会社とかを1個つくっちゃうとか。
はい。
ああ、いいですね。
それもいいと思いますけどね。
うん。
ああ、円満な家庭でやってほしいですね。なんか面白い。うらやましい。
まあ、円満じゃないとね、別れたときどうすんだ?って話になりますけど(笑)
(笑)
(笑)。いいなー。
「種まき」っていうのは、具体的にどんなことなんですか?
種まきっていうのは、お金を払えないけれども手伝ってほしい人がいっぱいいると思うんですよね。そういう人を積極的に手伝ってあげるってことですね。
なるほど。
「ギブ」ってことですね。
そうですね。まあ、ギブの連鎖で成り立ってますからね。
はいはい。
雨が降ったりとか太陽が差したりとかっていうのは、お金払わなくてもあるからこそ植物が育ち、酸素ができるわけですから。
壮大な話に(笑)
あ~、染みるわあ。
壮大な話になってしまいました(笑)。じゃあ最後、栃尾さんの友だちの悪口で。
なんでですか(笑)
なんで(笑)
さっきでしょ?それ(笑)。さっきじゃない、1週前ですね。
(笑)
えーと、まずは旦那さんの扶養のままでも、まずはいいんじゃないか、そんなこだわることはないんじゃないかってことと、そのなかでやっぱり自分が羽ばたきたいというのであれば、お金にこだわらず誰かを助けたりとか手伝ったりとか、そういう仕事をしていったらそれが種まきになって、大きく実を結ぶのではないでしょうか。という感じですかね。
うーん。
あとは、「まずは『稼ぐ』と決めろ」ってことですね、栃尾さんがおっしゃってた。
うん。
そうですね、私が思ったのはそういうことです、はい。
でも、たしかにそれも大事ですよね。
大事ですよ。
ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2021年4月7日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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