第62回「趣味の旅行を仕事にできないかを挑戦している、という時代にマッチした人」

このコラムについて

小さなブルーオーシャン?
何だかよく分からないよ。ホントにそんなので商売が成り立つの?

と思っている方は多いのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりでした。私は人一倍疑り深い人間なのです。そこで・・・私は徹底的に調べてみることにしました。小さなブルーオーシャンなんて本当にあるのか。どこに行けば見られるのか。どんな業種なら可能なのか。本当に儲かっているのか。小さなブルーオーシャン探求の中で私が見つけた答えらしきもの。それはきっとみなさんにとっても「何かのヒント」になるはずです。

「趣味の旅行を仕事にできないかを挑戦している、という時代にマッチした人」


「ドジっ子看板研究家」

今回は企業でも商品、サービスでもありません。
北海道札幌市に在住の「赤沼俊幸」という人物。

赤沼氏は、個人事業主として、
Webマーケティングコンサルティング・サポートを
生業としているそうですが、
小説を書いたり、イベントを開催したり…。

さらにご自身の趣味である「旅行」を
仕事にできないか、ということで、
旅行で訪れた「都市」や「商店街」など、
「街歩き」して撮影した動画を紹介しています。

特に珍スポットを紹介しているのですが、
私が特に「面白い!」と思ったのが、

ドジっ子看板!

ドジっ子看板とは
“交通安全看板など、危険を伝える看板の中に生息し、
率先して危険な目に合い、僕たちを事故から守ってくれる子“
のことだそう。

本来は、危険を伝えることが目的の看板ですが、
なぜか、その中で飛び出したり、転んだり、
滑ったり、線路に入ったりと、
危険な目にあっている子が描かれています。


Amazonからの画像

そのドジっ子看板を研究しているのが、赤沼氏。
研究家としてドジっ子看板を「街歩き」で収集。
その写真から制作した「ドジっ子図鑑」を販売し、
実は、マニアからには人気の逸品になっているのです。

何気なく見ている看板ですが、
その看板を、視点を変えれば、
なんと面白い題材になるのか!

あなたの身の回りにも、
視点を変えれば面白いものが
転がっているはずです。

 

 

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佐藤 洋介(さとう ようすけ)
株式会社グロウスブレイン 代表取締役

大学(日本史専攻)を卒業後、人材コンサルティング会社に16年間勤務。ソフトウェア開発会社、採用業務アウトソーシング会社、フリーランスを経て、起業。中小企業の人材採用、研修に携わる一方で、大学での講義、求職者向けイベント等での講演実績も多数。人間の本質、行動動機に興味関心が強い。
国家資格キャリアコンサルタント、エニアグラムファシリテーター、日本酒ナビゲーター。

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