中卒の僕でも、社長になれた。
裸一貫からのスタートから年商4億円のビジネスを作り上げた「中卒社長・クボサトシ」がゆる〜く語る経営のコツ。既にビジネスを始めている方も、これから始めたいという方も、頭をからっぽにして読んでみてください。
中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.24
塗装職人、SEOにハマる。
“中卒社長”のクボサトシです。
『学ナシ経営のススメ』では、小さな頃から学校の授業が大嫌いだった私が、どうやって年商4億円のビジネスを立ち上げたのか、その経緯やノウハウについてお伝えしていきたいと思います。
今週も、先週の続きから。
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ホームページで集客を行うには、「大阪 塗装」「大阪 外壁」などの検索結果で上位に表示されなければならない。自分でページ運営を始めてそれに気付いた私は、SEOの専門書を買い漁って勉強しました。塗装の現場が終わって帰ってくると、汚れた作業着を脱ぐまもなくパソコンにかじりつく日々でした（笑）。
二十年前の話ですから、現代のSEOとはだいぶ状況が違っているのですが、当時はとにかく「被リンク」を増やすのが重要だと言われていました。
被リンク。つまり別のホームページ上にどれだけリンクが貼られているかが、検索結果の順位に大きく影響するということです。「じゃあ他のサイトにペイント王のリンクを張ってもらえるようお願いしよう！」そんな風に考えがちですが、SEOの世界はそれほど甘くはありません。1つ2つリンクが増えたところで、検索結果は変化しないのです。
そこで私が注目したのが、「相互リンクサイト」でした。
身も蓋もない言い方をすれば、「リンク数を水増しするために作るサイト」のことです。
私は自分でいくつも別のWebサイトを作成し、ペイント王へのリンクを張りまくりました。結果、「大阪 塗装」「大阪 外壁」などの検索結果で、3位以内、時には1位表示される状態に！当時はまだリスティング広告もないような時代でしたので、本当に一番上に表示されていました。
そんなこんなで、Web経由の問い合わせはさらに増えていきました。少しでも表示順位が下がればリンクをコツコツ増やしたりして。
気付けば私の会社は、下請け仕事を一切しなくても大丈夫な状態になっていました。とにもかくにもホームページ集客は大当たり！だったのです。
ですがこの状態はそこまで長くは続きませんでした。
さて、続きは来週にして、今週の「学ナシ経営のススメ」。
「時にはちょっとしたズルさも必要」
今週紹介した相互リンクサイトの仕組みを聞いて、「なんかズルい」「そんなことしてまで稼ぎたくない」と思う方もいるかもしれません。感じ方は自由なので、それ自体を否定はしません。でも、一つ言いたいのは、「ビジネスで成功するのはそれほど甘くない」ということ。時にはちょっとしたズルさも使えないと、成果を上げるのは難しいでしょう（もちろん法律違反はダメですよ）。
ということで、また来週。
