第47回 頭皮の劣化を防げば、いつまでも若々しい髪の毛が生えてくる?

この対談について

「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。

第47回 頭皮の劣化を防げば、いつまでも若々しい髪の毛が生えてくる?

安田

私、今年還暦なんですけど、髪の毛の質が変わってきた気がしていまして。髪や頭皮って、年齢によって変わっていくもんなんですか?


岩上

そうですね。まず髪の毛1本の寿命についてお話すると、男性は3〜5年、女性は5〜7年と言われています。

安田

なるほど。寿命が来たらその毛は抜けて、次の毛が生えてくるわけですね。


岩上

そうそう。でも0歳の時の頭皮と5歳の時の頭皮って、全然違うわけですよ。5年分、確実に成長している。5歳の時と10歳の時でも変わってくるし、15歳、20歳、25歳…と、体の発育によって頭皮の状態はどんどん変わっていくんですね。

安田

ふーむ、それって要するに「劣化してく」ってことですよね。歳を重ねるごとに頭皮は劣化していき、そこから生える髪の毛もだんだん劣化していくと。


岩上

仰るとおりです。ちなみに年を取っていくことで一番わかりやすい髪の変化が「うねり」です。毛根からまっすぐに生えていた髪の毛が、加齢とともに歪んで生えてくるようになるんです。

安田

ああ、若い頃はもともと直毛だったのに、いつの間にかくせ毛になっていたっていう人、いますよね。それもうねりのせいですか?


岩上

そうですそうです。だいたい30代後半頃から、サラサラだった髪質がパサつき始めるんですよ。髪を触った時にボコボコしているのを感じるというか。それが「うねり」ですね。

安田

なるほど。そもそもなぜ加齢とともに出てくるんでしょうか?


岩上

うねりって、毛根が目詰まりすることで起こるんです。例えば顔色も年を取るとだんだんくすんできますが、みなさん角質を取ったり毛穴洗浄をしたりして、ケアをするじゃないですか。でも顔のように頭皮をケアする人って、ほとんどいないと思うんです。

安田

確かに。頭皮って髪の毛が生えているから、顔と違って目立ちづらいですしね。ケアしようという発想にはなりづらいかもしれない。


岩上

ですよね。でも見えないからといって放置していたらどんどん劣化してしまう。端的に言えば、頭皮が劣化すると髪のボリュームが減っちゃうんですね。ほら、よく女性用のウィッグのCMなんかで、頭のてっぺんにウィッグをふわっと乗せると急に若返った感じになるの、見たことありません?(笑)

安田

ありますあります(笑)。そうか、頭皮が若くてハリがあると、ボリュームが出ると。それが若々しい見た目につながるわけなんですね。そういう見た目を維持したければ、ちゃんと頭皮もケアしなさいよ、と。


岩上

そういうことです。髪の毛を作りだす「毛母細胞」が衰えちゃうと、痩せた髪の毛やうねりのある髪の毛しか作れなくなるので。定期的に頭皮をケアしてあげた方がいいですね。

安田

そこで活躍するのが、またしてもハウオリだというわけですね。


岩上

そういうことです。ハウオリをすることで、頭皮そのものの劣化をどんどん遅らせることができる。そうすると毛根の中の毛母細胞も、常に働いている状態になって、いつまでもしっかりした髪の毛を保てますから。

安田

なるほどなぁ。いやぁ、聞けば聞くほど、ハウオリって素晴らしい技術ですよね。頭皮の劣化が気になる方はぜひ一度、『マハロコ』や『ハウオリ認定サロン』に足を運ばれるといいんじゃないでしょうか!


対談している二人

岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表

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美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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