「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第77回 初期費用によって選べる、2つのハウオリ導入プラン

岩上さんと対談を重ねていくうちに、『ハウオリ』という素晴らしい技術がもっともっと広まっていくべきだと感じています。そこで今日は、あらためてハウオリ導入のプロセスをお聞きできればと。

はい。まず1つ目は、最初に加盟料を全額お支払いいただく=先行投資をしていただくことでロイヤリティを抑えるプラン。そしてもう1つは、初期費用を抑えた分、ロイヤリティを増やすというプランです。

開発者である僕はハウオリという技術に絶対の自信を持っていますが、多くの美容師さんにとってはまだまだ馴染みのない技術なわけで。そこに決して安くない加盟料をフルベットするのはハードルが高いかもしれないなと。

正規導入プランは、ハウオリの施術に使う機械・約90万円とライセンス使用料・年間36万円に加え、研修費用など諸々の費用を含めて約320万円かかります。この場合、ロイヤリティは毎月の売上の15%ですね。

そこで教えることすべてが必要だと考えているからですね。ハウオリって、機械を導入すればそれだけで提供できるようになるサービスではないんです。売上を作る仕組みの理解、チケットを買ってもらうための接客術、もちろん施術方法のマスターも含めて、全部必要なんです。

わかりやすいところでいえば、顧客の「年間消費金額」を意識する、ということですね。例えば3万円の縮毛矯正を年2回と、5千円のカットを年12回なら、どちらも年間消費金額は6万円。でも後者の方がお客様と会う回数が多い分、消費額を増やすチャンスがあるよ、みたいなことです。

100万! 相場の10倍じゃないですか。それはすごい。つまり岩上さんが提唱するのは、顧客数をどんどん増やしていくのではなく、1人の顧客と年間を通して深く付き合っていくことで年間消費額を高めていこうよ、ということなんですね。

なるほどなぁ。今の資金力によってプランを選べるのはとても魅力的ですね。ハウオリは今までにない画期的な商品だと思いますので、この仕組みによって多くのオーナーさんがハウオリを導入し、成功していってもらえるといいですね!
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。