小さく・たくさん・長く

集客は手堅く。商品開発は大胆に。
これがスモール・ビジネスの大原則である。
では大胆な商品開発とは具体的にどういうものなのか。
今回はここを説明したいと思う。

スモール・ビジネスに舵を切る最大のメリットは、
競争に巻き込まれないことである。
安さや速さで勝負しない。
つまり既存のマーケットでの戦いには
参加しないということである。

言い換えるなら、新たなマーケットを
自ら生み出すということだ。
まだないマーケットを掘り起こすという性格上、
まったく売れないという事態が想定される。

「そんなリスクの高いビジネスは嫌だ」という人も
沢山いるだろう。残念ながらそういう人には
スモール・ビジネスは向いていない。
これは取らざるを得ないリスクなのである。

確実にゼロではない商売がしたいのなら、
既存のマーケットがいちばん手堅い。
より安く、より早く、より便利な商品やサービス。
そこには確実にマーケットがある。
ただし労力の割には儲からない。

多くの企業やフリーランスが疲弊している原因は
まさにそこなのである。
このレッド・オーシャンから抜け出すには、
自らブルー・オーシャンをつくり出すしかない。
その覚悟ができたなら、
次に考えるべきはリスクの最小化である。

スモール・ビジネスの鉄則は「小さく・長く」だ。
大きくしすぎて強豪を呼び込むのは得策ではない。
小さいが儲かるビジネスを長く続けること。
そのためには複数のロングセラー商品が必要なのである。
ではそのようなロングセラー商品は
どうやってつくればいいのか。

3個作ってひとつ売れれば成功。
これくらいの大胆さで商品開発をするためには、
初期投資を抑える必要がある。
個人事業であれば15〜30万円の開発費用。
そして半年くらいのマーケティング期間。

コンセプトを練り、ターゲットを定め、
商品をつくり、価格を決める。
これを簡易的なLPにまとめてリリースする。
SNSを駆使して出来る限り多くの人に見てもらう。

1個の商品にすべてをかけるのは大リスクだ。
売れない商品は何をやっても売れない。
まずは売れそうな商品の火種を見つける。
火種が見つかったらそこに力を入れ、
どんどん火を大きくしていく。

だが大きくし過ぎてはいけない。
あくまでも小さなロングセラーが目的なのだ。
そして商品が売れ出しても、毎年
必ず2〜3個の新商品をリリースすること。
そのリスクを取ることが最大のリスクヘッジなのである。

 

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1件のコメントがあります

  1. 久しぶりコメントです。故郷の不動産と各種の人脈を活用し、子供達に提供する非日常イベントとそれに付随する宿泊施設の準備をしていましたので。今日のコラム内容をその各種イベント企画と提供に適用しながら、スモールビジネスに取り組んでいきたいと思います。コラムありがとうございます。

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