「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第90回 美容学校でハウオリを学べる時代がやってくる?

聞くところによると、岩上さんは今、美容学校にアプローチをしているんですって? その話、ちょっと詳しく聞かせていただけませんか?

ええ。それでハウオリが生徒集めに一役買えないかなと思って、今アプローチ方法を考えているところなんです。

いえ、実は美容学校の目的って、美容師として働ける状態にすることというより、「国家試験に合格させること」なんです。だからカリキュラム内容も、当然「試験に合格するための勉強」になってくる。

あぁ、確か以前の対談でお聞きしましたね。地元・茨城で働く魅力を伝える授業をされているって。

まさにそうなんです! 国家試験の課題に含まれる「ワインディング」という技術は、そのままハウオリの施術に使えるものなので。

まさに僕もそう思っているんですよ。最近は受験勉強だけじゃない「実習用サロン」を運営している美容学校もあるので、そういう施設を活かす形なら、ビジネスモデルや接客の勉強も教えられるんじゃないかと思っていて。

素晴らしいです。美容学校の関係者で、岩上さん独自のカリキュラムにご興味ある方は、ぜひ一度お問い合わせしてみてください。
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















