「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第94回 美容室はマルサに狙われやすい?

実はね、30年くらい前、知り合いのご両親がやられている美容室にマルサが入ったことがあって。

だから冒頭の質問だったわけですね(笑)。まあ、美容室ってそもそも利益が出やすい商売ではあるんですよ。特に昔は人件費も安かったですし、残業代の支払いとか社会保険料なんていう概念も薄かったじゃないですか。

どうなんでしょうねぇ。ウチの場合は、元々親が経営していたお店を僕が引き継いだ後に、急激に売上が伸びたことも、ちょっと不審に思われた要因の1つだったのかも(笑)。まあ今でこそPOSレジで売上がガラス張りになっているサロンがほとんどでしょうけど、昔は大半が現金商売でしたから。

仰るとおりです。しかも美容室でレシートとか領収書をもらうことってあまりないじゃないですか。だからいくらでもごまかすことはできたのかなと。そういう意味でも美容室っていうのは「マルサに狙われやすい業種」といえるのかもしれない。

そういうことです(笑)。もっとも僕のお店は、先ほど言ったようにPOSレジで経費から売上からすべてガラス張りですし、カード決済もやっているので。さらに税理士さんにも入っていただいて、すべて透明化しています。
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















