GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道
ミレニアル世代のフリーランサーが使うべき便利ツール10個
先週に続き「フリーランス」まわりのネタを紹介します。以前も紹介したForbesの記事からです。
<記事タイトル>
The 10 Best Tools For Millennial Freelancers
ミレニアル世代のフリーランサーが使うべき便利ツール10個
引き続き、10個の便利ツールの中からピックアップして紹介していきますね。
Proposify(提案書作成支援サービス)
—原文
Proposals are a necessary evil for freelancers, so why not make them as easy and beautiful as possible? Proposify gives beginning freelancers simple design tools, streamlined metrics, and even a content museum so you can find past proposals and not re-invent the wheel.
→Proposals(提案書)はフリーランサーにとってnecessary evil(必要悪)です。だから、可能な限り綺麗に簡単に作成したくないですか?
Proposifyは、初級のフリーランサーに、シンプルなデザインツールや、コンテンツライブラリを提供してくれるので、一から自分で作成する必要はないです。
企画書・提案書を、テンプレートからドラッグ&ドロップでサクサク作れる、webサービスですね。提案書は英語でpropsal(プロポーザル)です。
動画の中〜終盤あたりを見てもらえれば分かりますが、かなり綺麗な企画書が、ドラッグ&ドロップとテキスト入力でサクサク作れます。
どうなんでしょう、企画書(提案書)って平均すると3時間以上かけて作成してません?もっとかかる人もいると思うんです。
多分、このサービス使って作り込んでいけば、「提案したい内容さえ決まっていれば」30分くらいで作れるんじゃないですかね?
フリーランスの人達って、「企業」から気軽にコンペにかけられるじゃないですか?
だから、企画書・提案書もしっかり作り込まないと、仕事がもらえない場合も多いと思うんですが、これがあれば何とかなりそうです。
普通のビジネスパーソンも使えますよね。
こういうツールを使いこなせて「短時間」で「効率的」にこなせる人が重宝されるんじゃないでしょうか。
Proposifyは利用料金がかかるのですが、月額で$25くらいなので、それほど負担感はないですよね?
今回紹介した、Proposifyで提案して、受注した仕事を、前回紹介したSightedで工数管理しながらほぼ自動的に請求まで行ければ、結構効率的に稼げますよね。フリーランスの世界ってそういう感じになるんじゃないでしょうか。
もちろん、これも日本語対応していないサービスなので、そのまま日本向けにカスタマイズして展開されたらいいな、と思います(笑)
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)