「両親が営む、小遣い稼ぎ程度の車両リース会社を事業承継するなら、何をどのように行っていけばよいか。」とのご質問。事業承継への具体的アドバイス、聞きたいですよね。しかし簡単にはいきません。まずは「おじさん図鑑」で盛り上がりました。(音声はこちら)
>>>大久保圭太氏のプロフィール
こんにちは。円道一樹です。大久保圭太の財務アタマを鍛えるラジオ~マネトレ~。大久保先生、本日もよろしくお願いいたします。
お願いしまーす。
さあさあさあ、今日もいきたいと思いますが。
はい。それよりさぁ。
え?それより??
「税務頭を鍛える本」っていうの見つけたんだけど(笑)
ちょ、ちょ、聞いたことあるフレーズですよ、それ。出版日いつですか?
出版日はね、2018年の9月1日。
ちょ、ちょ、ちょ。ポッドキャスト、2017年……
べつにどっちでもいいよ(笑)なんで戦おうとすんの。名付けの親的な?(笑)
あらららま。税務頭を鍛える本。じゃあ、いいじゃないですか、そこの出版社に「財務頭を鍛える本」で企画書もっていきますよ。
いいよ。
え?
何がですか?
「課税庁の思考パターンを知り、自分の頭で考えて的確に主張するために」
あ、そういう結構まともな本なんですね。
まともだよ。
じゃあちょっと無理ですね、先生はね。
なんでだよ(笑)なに?お笑いだから?
そうそう。
そうね。だって、カタい出版社だからね。中央経済社。
はぁ~。ちょっと相性悪そうですね。
中身ないからね、俺ね(笑)
中身はあるじゃないですか。
でも中身がある図鑑が置いてあった、ここに。「おじさん図鑑」って。
畳みかけますね(笑)
いやいや、ちがうちがう。本を見てたら思ったんです。
こないだ神楽坂のカフェで見つけたんで、面白いから買っちゃいました。
何これ。
大久保先生用だなと思って。おじさん図鑑。
ナイキキャップのおじさん(笑)
いるいる。いるでしょ?それ。なぜかたしかにアディダスじゃないもんね(笑)
「制服おじさん」とか「休憩おじさん」とか載ってますね。「休憩中のおじさん」か。語呂は関係ないか。
その方は武蔵美のイラストレーターなので、自分で描いてるんですよね。
あ、自分で描いてんだ。
あまりに高校時代におじさんが好きになりすぎて、おじさんの観察しまくってたら、おじさんの本出せちゃった。しかも小学館ですよ。すごいっすよ。
大丈夫!?すごいね。「夫婦でいるおじさん」ってのがあるけど、普通のおじさんだよ(笑)なんだそれ、すげえなぁ。「おばさん図鑑」はないの?
ないみたいですね。おじさん大好きなおばさんなんで。
著者が?
いや、著者がおばさんかどうかはわかんない。
ディスひでーなぁ。
いや、わからないので。
80年生まれ……微妙な(笑)同い年ぐらい?
まあまあまあ。ぜひポッドキャストご出演いただきたいですよね。
出て……いや、面白いけど、何の話するの?
おじさんトークですよ、おじさんトーク。
おじさんの話、しかもイラストレーターさんって、なかなか音声で伝わんないんじゃないの?PDFであげんの?(笑)
描いてもらって、おじさんを。大久保先生描いてもらおうか(笑)
ビジネス界にいるおじさんの本を一緒に出したら面白くないです?
あ~。
「経営者あるある」とか。
「金持ちおじさん」とか?
そうそうそう。
「2代目おじさん」とか。
あー、まさにまさに。「3代目おじさん」もまた別で出てくるじゃないですか。2と3で違うし。
あぁ、たしかにね。たしかに。ちょっと提案してみたら?
ありなんですか?
それ、どんだけウケんのかわかんないけど。
小冊子ぐらいで配ったら、ちょっとハネるんじゃないですか?たぶん出版社は無理だと思うんです。
JCおじさん(笑)
(笑)セミナー大好きおじさんとか。
あ~。だんだんディスになっていくからね(笑)気をつけて。
はい。
はい。
……いきますか?
なんだっけ?
いやいやいや、番組の趣旨「財務アタマを鍛えるラジオ」。
今、俺、完全に飛んでた(笑)
おじさん番組じゃないんですから。
もう、飛んでたおじさんですよ。
トンでもないですね、ホントに。
(笑)
いいですか?
ちょっと上手いこと言うようになってきたね(笑)踏まないまでも。
はい。重ねていくというね。
いきますか。
では、いきたいと思います。今回の方は技術職、建築、41歳の男性からご質問いただいております。大久保先生、円道さん、こんにちは。
こんにちは。
いつも本当に楽しくポッドキャストを聴かせていただいています。
ありがとうございます。
数あるポッドキャストの中で、勝手に最も身近に感じている大久保先生に聞くしかないと思いメールしました。
ありがとうございます。
近々事業承継を考えている3代目おじさん・41歳に愛の手をお願いします。
場合によります。
そのへんはね、まず愛がない可能性がありますから。
(笑)
で、質問です。私の親が営む会社は個人経営の車両リース会社で従業員はおらず、70代の夫婦、父と母だけで経営をしています。父が2代目で社歴は長いのですが、ここ10年ほど車両の入れ替えなどの投資はまったくせず、営業なんてもってのほかです。
もってのほかです?すごいな(笑)
なので、新規の顧客はまったく増えず、馴染みの顧客が支えている感じなので売上は右肩下がり。本人たちは年金をもらいながら細々と生きており、会社は小遣い稼ぎ程度と考えているようで、私が継がなければたたむつもりです。私自身も専門学校卒業後20年同じ会社で働いており、経営に関する知識はありません。そこで質問ですが、このような会社を私が承継し、継続できる会社に成長させようとしたら、どのようにしたらよいでしょうか?行政の力を最大限活用する方法、協力してくださる士業の方々の探し方、今やっておくべきことなど、聞きたいことだらけです。私が考えた方法としては、1つめが従業員として雇われ働き、顧客を増やす。2つめ、私自身が独立起業し、父の会社を買い取る。3つめ、父が株式会社に変えたあとに承継をする、となっています。大久保先生・円道さんの考える最もよい事業承継の仕方をお聞かせください。よろしくお願いいたします。ということですね。
はい。長っ!(笑)
ちょちょちょ。そこ?(笑)ありがたい質問じゃないですか。
そうですよそうですよ。
たしかに。
すごいね。
細々と、なじみ客で。
車両リース会社ってさ、そもそも財務力あるとこがやってない?だって、車仕入れて貸すんでしょ?金融だよね。
まあ、ある種そうですね。でも、相当先代ないし父は借り入れもある……のかな。
そうだね。
想定はされますよね、リースだから。
まあ、普通はそうだよね。なるほどね。さて、どこからいきますか。
さあ、どこからいきましょうかですが、一応大前提が「私が継承して継続できる会社に成長させるとしたら」という。
成長すんの?車両リースって、これから。
たしかにね、こんだけ車もシェアカーですか、あったり、自動運転うんぬん、どんどん進む中で。
ね。なんで車両リースってあんだっけ?楽になんだっけ?
資産もってたくない。
あ、そうなんですか。
うん。
300万以上の車だとリースでも資産計上?
うん。
そうなんですね。へぇ。
たぶん。最近自信ないんだけど(笑)
・・・後半へ続く・・・