
こんにちは。最近、友人の紹介でゲリラマーケティングを知り、さかのぼって聴いています。現在、名古屋市で、カフェとコワーキングスペースが混ざったような、人が出会える場所を運営しております。みなさんが開始されたオンラインサロン「GIVEの実験室」のコンセプトである、「誰かのためにみんながあげたら、そのうち返ってくる」、その考えに非常に共感し、私の運営する場所でも、オフラインになりますが、そんなことをやりたいとスタートいたします。もともと名古屋駅の再開発により1,000日しか営業できない箱なので、「サウザンギフトチャレンジ」という名前で、「1,000日で1,000個の贈り物をしよう(1,000日の間に1,000個の出会いや誰かのために動くこと)」ってのを始めます。そこでご質問です。このチャレンジ企画、安田さんはじめゲリラマーケティングのみなさんがやられていることと内容はほぼ同じ、オンかオフか、会ったことあるかないかの違いと、広がりが広いか狭いかの違いだけだと思います。こんな「パクリ」「オマージュ」「リスペクト」「盗作」の境目を教えてください。希望は「かめちゃん、リスペクトがあるオマージュだから、やっちゃっていいよ」という安田さん公認のお言葉がいただければ幸いです。よろしくお願いします。ということです。

そこんところをちゃんと、何て言うんでしょう、これはそういう実験で、「あげ続ければすごい量になって返ってくるかどうかを実験する」っていうですね、僕はこの「GIVEの実験室」で返ってこなかった場合には、もうギブアンドテイクを否定する立場を明確に打ち出そうと思ってますので。実験室なんで。

僕もむかし名刺に書いたことがあるんですけど、境目研究家じゃないですか、私、一応。だから、本物と偽物の境目というものを考えたことがありまして。たとえばシャガールの贋作をつくったのがピカソだった場合。ピカソがシャガールをまねしてそっくりのをつくるわけですよ。すると、シャガールとしては贋作なんですけど、ピカソとしては本物なんですよね。

はい。もちろん、いろんなところで情報に触れて、僕らの「GIVEの実験室」を見てひらめいたとかあると思うんですけど、基本的に自分で「こういうことをやったら面白いかも」って思った時点で、もうオリジナルだと思いますけどね。

ね。そういうのも、たぶん違う人が考えたんだけど同じものになることもあるし。厳密に言うと違うんですよ、たぶん。だから、あんま気にしなくていいんじゃないですか。「そっくりまねしてやろう」みたいなのはどうかと思いますけど、アイデアを参考にするのはぜんぜんOKじゃないですかね。

はい。だから、この人がこれやって、これをひとつの価値にするほうがものすごい大変で、それができるんだったら、もう、ぜんぜんこの方の功績じゃないかと。ただ、僕らの番組を宣伝に使ったことは許せませんけど。
*本ぺージは、2019年7月10日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。