カテゴリー: 安田佳生
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2017年7月26日
企てる経営
企てのない企画書は、単なる分厚い見積書に過ぎない。目次、市場調査、他社との比較、商品説明など、確かにそれらしき事は書かれている。だがそれも突き詰めれば、見積りに対する補足説明でしかない。ビジネスの世界で日々つくられる企画…
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2017年7月19日
交換の流儀
無人島であろうと、引きこもりであろうと、 人と関わらずに生きていくのなら、お金は必要ない。 なぜならば、お金は 「役割を交換する」ための、道具だからである。 誰かのために、何かをやって役に立ち、 お金というものを受け取る…
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2017年7月12日
欲しいをつくり出す
10年ほど前に、「カワイイはつくれる」というCMが流れていたのを、憶えておられるだろうか。男性の多くは、キャッチフレーズは憶えているが、何のCMだったのか憶えていない、という状態ではなかろうか。私もそのひとりである。これ…
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2017年7月5日
世界は顧客で溢れている
スマホが普及した事によって、世界は劇的に変化した。一人ひとりがスマホを持ち歩いている、ということは、起きている時間の半分は、ネットに接続されているということである。つまり、人と人とが繋がっているということ。それも何千万人…
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2017年6月28日
欲とお金とイリュージョン
ディズニーランドも、超高層マンションも、フェラーリも、ロレックスも、ルイヴィトンも、すべては欲の塊である。嫌らしい意味で言っているのではない。欲が無ければ誕生しなかった、ということが言いたいのである。 見たい、知りたい、…
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2017年6月21日
売れない商品は存在しない
この世に売れないものはない。どんな商品でも必ず売れる。それは、エスキモーに冷蔵庫を売る、的な話ではない。根性があれば売れるとか、凄まじい販売力があれば売れるとか、そんなことが言いたいのではない。販促費さえ使えば、商品など…
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2017年6月14日
物語を持つ会社
家族と、それ以外の人を、隔てているもの。それは血の繋がりではない。一緒に住んでいる、という物理的繋がりでもない。血が繋がっていなくても、小さい頃から兄弟のように一緒に育ったのなら、それはもう家族である。何十年一緒に暮らし…
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2017年6月7日
あと一歩へのこだわり
好きなことや、得意なことを、仕事にしたい。そう願う人はたくさんいる。だがそれを実現出来ている人は、ほんの一握りだ。ほとんどの人は、趣味や遊びの範囲で終わってしまう。では、遊びと仕事の境い目には、一体何があるのだろう。そし…
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2017年5月31日
人材投資と人材浪費
人、物、金、それは言うまでもなく、経営の三大要素と呼ばれるものだ。この中で更に順位を付けるとしたら、何を一番に選ぶのか。中小企業の経営者にこの質問をすると、八割を超える社長たちが「もちろん人だ」と即答する。 商品力や資金…
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2017年5月24日
メルカリの本質
もはやメルカリを知らない経営者はいないだろう。だが、その本質を真に理解している経営者は、まだまだ少ない。メルカリとは、スマートフォンを使って衣料品や雑貨などを個人売買する、フリマ(フリーマーケット)アプリの代表的な存在。…
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2017年5月17日
妄想力と天職
小説家をめざす人はたくさんいるが、小説家として食べていけるのは、ほんの一握りである。ほとんどの人は、小説とは関係のないアルバイトで食い繋いでいたり、本業の隙間時間で小説を書いていたりする。実にもったいない話だ。 小説とは…
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2017年5月10日
アートの売り方
絵画やオブジェなど、アートという商品を扱うビジネスは、日本にも存在する。アートビジネスに必要なのは目利きだ。作品の真贋を見極める目、そして、アーティストとして大成する素材を見極める目が、このビジネスには不可欠なのである。…
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