カテゴリー: 安田佳生
-
2017年5月3日
投資とは何か
お金を使って人を雇う。お金を使って商品を開発する。お金を使って売れる仕組みを構築する。それらは何も、経営者の特権ではない。主婦でも、会社員でも、高校生でも出来ることなのである。だが実際にやろうとする人は少ない。 自分の小…
- 安田佳生コラム
-
2017年4月26日
適正サイズ
社員数をどんどん増やし、売上高もどんどん拡大したい。そういう野心が経営者にはある。売上高2億円よりも3億円、3億円よりも5億円、5億円よりも10億円。社員数も、5人よりも10人、10人よりも30人、30人よりも100人、…
- 安田佳生コラム
-
2017年4月19日
賢明な未来予測
ひと昔前は、年寄り一人を現役世代十人が支えていた。今は二人で支えなくてはならない。そして近い将来、一人で支えなくてはならなくなる。そうなったら、国家は破綻するだろうと言われている。では一体、どうしたらいいのだろう。どんど…
- 安田佳生コラム
-
2017年4月12日
勝ちどころ・負けどころ
全国規模のチェーン店をつくる。人通りの多い場所に出店する。どの店でも同じ味・同じサービスを徹底する。知名度、立地、オペレーションは、間違いなくこれまでの勝ちどころであった。だがそれは今、負けどころへと変わりつつある。 か…
- 安田佳生コラム
-
2017年4月5日
幸運の境目
人生というのは、私たちが想像しているよりも、遥かに精密に出来ている。人は出会うべき人や出来事には、必ず出会い、その出会いによって人生は決定されていく。どんなにその出会いを避けようとしても、その出会いを無かったことにしよう…
- 安田佳生コラム
-
2017年3月29日
ファンから始まるビジネスモデル
日本中に(いや、もしかしたら世界中に)、100人の強烈なファンがいれば、それだけで食べていける時代になりつつある。 会社やお店を通さなくても、個人と個人が直接繋がれる環境。そこではこれまでの商習慣が、根底から変化していく…
- 安田佳生コラム
-
2017年3月22日
流れの中に
社会とは、人の集まりである。そこにいる人間をじっくり観察していると、いくつかの流れがあることに気がつくはずだ。まず、お金の流れ。ある人間が持っていたお金が、他の人間へと流れていく。更に受け取った人間から、他の人間へと流れ…
- 安田佳生コラム
-
2017年3月15日
有限思考
人間にとって時間は有限である。80年生きるとしても、社会に出る時には既に20年使っている。更に、最後の10年は、気力も、体力も、知力も、かなり落ちていると覚悟せねばならない。 つまり、実際に使える時間は50年しかない。そ…
- 安田佳生コラム
-
2017年3月8日
信じるもの
この国の優秀な大学生たちは、卒業が近づくと一斉にナビに登録し、一斉にリクルートスーツを着て、一斉に就職活動を開始し、大企業への就職を目指す。 海外資本に買われても、上場廃止になっても、リストラの嵐が吹き荒れても、彼らの大…
- 安田佳生コラム
-
2017年3月1日
お金にならないアイデア
人類がこれまでに考えたアイデアは、どのくらいあるのだろうか。ちょっとした思いつきや、実現されなかったアイデア。そういうものまで含めると、数えきれないくらいのアイデアが考え出されたはずである。 素晴らしいアイ…
- 安田佳生コラム
-
2017年2月22日
考え抜かれた中途半端
完璧なビジネスモデルをつくる事は出来ない。これは私の持論である。これまでに出会って来た数千人の経営者の中で、例外と言える人物はたった一人しかいない。 東証一部上場企業の創業者でもあるこの人物は、「まだ起きて…
- 安田佳生コラム
-
2017年2月15日
ゴミと宝物
金やプラチナ、あるいはダイヤモンドのように、すべての人にとって価値のあるもの。生ゴミのように、すべての人にとって価値のないもの。そういうものは、実はとても少ないのである。 たとえば、珍しいカナブンの標本は、それを集めてい…
- 安田佳生コラム