初めて知る、妻の本名。
【名前を変える】
私の妻は出生届を出した1週間後に、
名前が変わったそうです。
話を聞くと、
義父母が呼びやすいという理由で、
名前の読み方を「ゆか」から「ゆうか」に
変えたとのこと。
そんなことが可能なのでしょうか?
種明かしとしては、
出生届には漢字で登録されているため、
戸籍上はそのままなのだそうです。
読み方を変えて使っていても、
なんの支障もないとのこと。
【マイナンバーとは】
しかし、むやみやたらに名前の読み方を
変えていいわけではありません。
マイナンバーを取得すると、
個人の証明は統一される事になり、
市役所に行って
「あなたは二人います」とか「存在しません」
とか言われても、何が本当なのか
困惑するのは自分自身になりそうです。
(実際は住民票にふりがなが登録されているはず
なので、個人特定はできるはずですが。)
いますすめられているマイナンバーは、
情報の集約をすることによって、
他の人が利用できるものへと
変えていくという試みです。
いちいち役所へ行って、
証明書類を取らなくて良いとか、
申請をネット経由でできるとか、
たくさんの住所変更を依頼しなくても良いとか。
とてもメリットがあるような気がします。
【集約して転用する】
この「情報を集約して、転用する」ことは、
一般企業でも加速しています。
例えば、Amazonは、
消費者、販売者、倉庫、配送者などの情報を集約し、
データベース化しています。
そして、それぞれの人に必要な情報を
最適化して渡しています。
そこに新しい仕事がうまれ、
さらなる成長拡大をしている最中です。
問屋さんも、
自動車メーカーも、
不動産会社も、
日々のデータを集約して、
転用できるように
加工を繰り返しています。
そうすることによって、
現在の取引先だけでなく、
考えもしないところから
仕事のオファーも来るようになるそうです。
【企業発展の方法】
これからは、
業界同士、取引先同士、小売店と問屋さん
メーカーと消費者、小学生と政府。
ありとあらゆるものが、
情報を集約して、転用していくことになるはずです。
そこには「ゆか」から「ゆうか」へ
勝手に呼び方を変えたりできるという
余裕やおもしろさは少ないと思われます。
しかし、
これまでとは違った形での、
企業発展の出口をもたらすはずです。