大阪・兵庫を中心に展開する、高価買取・激安販売がモットーの『電材買取センター』。創業者である株式会社フジデン代表・藤村泰宏さんの経営に対する想いや人生観に安田佳生が迫ります。
【新連載】第1回 言われるがままに1億円の借金をして大成功した社長

今回から株式会社フジデンホールディングス代表取締役、藤村泰宏さんとの対談がスタートします。よろしくお願いします。

笑。私と藤村さんが初めてお会いしたのは、たしか「こだわり相談ツアー」の時でしたね。初回は美味しい焼き鳥をご馳走になって、その後も何度かお会いして。いつしかお仕事もお手伝いするようになっていったと。

いやいや、「安田さんファン」の僕からしたら、安いものですよ(笑)。ちなみにセミナーだけじゃなく本やDVDも全部買って、何度も見返していましたから。

ああ、言っていましたね(笑)。読者の方に簡単に説明させていただきますと…「金利が3%であれば、仮に1億円借りても利息は300万円だけ。1億円という大金を動かして300万円の利益も出せないなら、経営者なんて辞めたほうがいい」という意味で、そういうことを言っていたんです。

いやぁ、いろいろと激変しましたね。まず、社員に対して全くイライラしなくなりました。社員のミスや、お金が絡んでくるシビアなクレームも、「まぁキャッシュはあるし、どうにかなるか」と全て許せるようになっちゃって。そしたら社員もいきいきと働いてくれるようになり、会社もどんどんよくなっていきましたよ!

そうですね。これも安田さんのお話を聞いて実践したことなんですが、借りたお金を使って社員の給料をアップさせたんです。「給料は出せるか出せないかではない。出すか出さないかだ」という言葉を受けて、「確かにそうだ!」と実行に移したんです。

笑。私は経営の最大の資源って「(経営者も含めた全社員の)時間」と「お金」だと思っていて、これは将棋で言うところの「飛車」と「角」。つまり最強の駒なんですね。だから経営というゲームは、この2つの駒をうまく使って戦うべきだと思っているんです。

全くそのとおりだと思いますね。あ、そう言えば安田さんはこういうことも仰っていましたね。「お金を上手に使うコツは、使いまくることだ! お金を使わずに成功する方がよっぽど難しい!」って。それも肝に銘じてやってきました。

ありがとうございます(笑)。でも実際、成功している経営者さんってお金を「大胆に使うこと」がお上手なんですよね。そもそも資本主義社会というのは「お金を大量に動かせる人」にとって有利になっているから、当たり前といえば当たり前なんですけど。ただ、それに気づける人はなかなかいない。

まぁ、それが普通の反応なのかもしれませんけどね(笑)。実際、私のセミナーには累計1000人以上の方が来られていたし、本も累計100万部近く売れている。でも藤村さんのように「実行」できる方って、たぶん1000人に1人もいないんですよ。つまり、ほとんどの方には理解不能なんです。

対談している二人
藤村 泰宏(ふじむら やすひろ)
株式会社フジデンホールディングス 代表取締役
1966(昭和41)年、東京都生まれ。高校卒業後、友禅職人で経験を積み、1993(平成5)年に京都府八幡市にて「藤村電機設備」を個人創業。1999(平成11)年に株式会社へ組織変更し、社名も「株式会社フジデン」に変更。代表取締役に就任し、現在に至る。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。