大阪・兵庫を中心に展開する、高価買取・激安販売がモットーの『電材買取センター』。創業者である株式会社フジデン代表・藤村泰宏さんの経営に対する想いや人生観に安田佳生が迫ります。
第12回 電材買取センターの店舗スタッフ、募集中!
以前の対談で、ついに埼玉に『電材買取センター』の新店舗がOPENし、今後も首都圏で順次店舗展開されていく予定だとお聞きしました。店舗スタッフはどんな方を採用したいですか?
関西の各店舗では若い女性スタッフがすごく活躍してくれていて、お客様からの評判もいいんですね。だから首都圏も、同じような方を採用していきたいなと思っています。
なるほどなるほど。ちなみに藤村さんは、最初から女性を中心とした店舗づくりを意識していたんですか?
いえ、最初は8対2くらいの割合で男性スタッフを多く配置してたんですよ。職人さんも男同士のやり取りの方が慣れていますし、重たい商品も多いですしね。
確かに電線とか配管とか重たそうですもんね。でも今となっては女性スタッフの方が多く活躍する職場になった。それはどうしてなんです?
以前お話ししましたが、「とにかくお客様を喜ばせることばかりやっていこう」となった時に、いろんなアイディアを出したり実践してくれたのが女性スタッフたちで。
ははぁ、なるほど。確かに女性の方が気遣いが上手だったりしますもんね。
そうなんですよ。しかも、よくよく考えてみたら、これまで女性スタッフに対してはお客様からのクレームが一切なかった。
へぇ! ということは、男性スタッフへのクレームは多かったんですか?(笑)
そうですね(笑)。「こっちはいろいろ商品買っとるのに、トラックまで運んでくれんかった」とか「聞きたいことあるのに、ずっと別のお客さんの対応をしてて後回しにされた」とか、まあいろいろと…(笑)。
商品を運んでくれないなんて、女性スタッフにこそ寄せられそうなクレームだと思うんですが…。
それがおもしろいところなんですけど、職人さんって皆さん男らしいので、若い女性が手伝おうとすると「あかんあかん。怪我したらえらいこっちゃ。ワシがやるからお姉ちゃんは座っとき〜!」ってセルフでやってくださるんです(笑)。
なるほど〜(笑)。
しかも、自分の荷物だけじゃなくて、店内にある別の荷物もサッと運んでくれたり、店内照明の電球交換までしてくださる方もいるくらいで(笑)。
すごい(笑)。お客さんが勝手にお店の運営に協力してくれるわけですね(笑)。
女性スタッフは上手く声がけしてくれるので、混雑しているときでも、誰一人文句言わずに静かに並んで待っていてくれる(笑)。当初のイメージと違って、むしろ女性の方が職人さんと上手に付き合えるんだとわかりまして。
なるほどなるほど。だから首都圏の新店舗でも女性を積極的に採用したいということなんですね。
そういうことです。あとは先ほどの話のように、どんどんアイデアを出してほしいですね。「どうしたらもっとお客さんに喜んでもらえるか」を考えて、提案してほしいんです。
「いいアイデアだったらどんどん採用していくよ」ってことですよね。
仰るとおりです。例えば全店舗でやっている「お足代」というサービスがあるんですけど、これは店舗側の不都合でお客様に再来店してもらうことがあったら、2000円を入れた封筒を「お足代」としてお渡しするものなんです。
へぇ、そこまでしているんですか!
はい。それこそ商品をセルフで運んでいただいたり、お店の電球を替えていただいたりした時にも「お礼」として数千円を包んだ封筒をお渡ししたりもします。そういうことの積み重ねで、お客様との関係性もよくなっていくんですよね。こういう取り組みをもっともっとしていきたいんです。
いいですねぇ。そういう心配りをしてくれるスタッフが多いからこそ、お客さんが足繁く通ってくれるようなお店になるんでしょうね。
お客様にとってホッと一息つけるような場所にしたいですし、そういう場所にできるような方に働いてもらいたいかな。
そう考えると、電材買取センターの店舗スタッフのお仕事は、接客好きでお客さんとコミュニケーションを取ることが得意な方に向いていそうですね。テーマパークのスタッフ経験者とか良いかもしれません。
あぁ、確かにそうですね。お客様を喜ばせることが好きだったり、人とお話することが好きだったり、楽しませるためのアイディアをいっぱい持っていたり。そんな方が新店舗のスタッフになってくだされば嬉しいです!
そうですね。これからOPEN予定の店舗も含め、電材買取センターで働いてみたいと思った方は、求人情報をぜひチェックしてみてください!
対談している二人
藤村 泰宏(ふじむら やすひろ)
株式会社フジデンホールディングス 代表取締役
1966(昭和41)年、東京都生まれ。高校卒業後、友禅職人で経験を積み、1993(平成5)年に京都府八幡市にて「藤村電機設備」を個人創業。1999(平成11)年に株式会社へ組織変更し、社名も「株式会社フジデン」に変更。代表取締役に就任し、現在に至る。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。