中卒の僕でも、社長になれた。
裸一貫からのスタートから年商4億円のビジネスを作り上げた「中卒社長・クボサトシ」がゆる〜く語る経営のコツ。既にビジネスを始めている方も、これから始めたいという方も、頭をからっぽにして読んでみてください。
中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.56
不動産オーナーさんが絶対に知っておくべき知識
“中卒社長”のクボサトシです。
『学ナシ経営のススメ』では、小さな頃から学校の授業が大嫌いだった私が、どうやって年商4億円のビジネスを立ち上げたのか、その経緯やノウハウについてお伝えしていきたいと思います。
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さて、2023年になってから新トピックス、ペイント王のYouTubeチャンネルについて話させてもらっています。
こちらのコラムで多少なりとも興味を持ってくださった方は、ぜひ以下リンクより動画の視聴、チャンネル登録をお願いいたします。
さて、今回紹介するのはコチラ。「雨漏りではないのに、室内のクロスがボロボロに剝がれだした理由とは…⁉」という動画です。
「うちのマンション雨漏りしてるんだけど!」
撮影の1年ほど前に、ペイント王が外壁・屋上の防水工事を担当させていただいたマンション。そのオーナーさんからこんな連絡が入りました。工事からそんな短時間で雨漏りなんておかしいな?と思いつつ現場に向かい、外壁や屋上で放水テストを実施。結果、やはりどこからも水漏れは確認できませんでした。
そこで今度は、オーナーさんが雨漏りを疑うキッカケになったというマンション室内へ。私もひと目見ただけで異変に気づきました。なんと室内のいたる所で、クロス(壁紙)がベロベロと剥がれているのです。確かにこの様子を見たら「雨漏り!?」と思っても無理はありません。
しかし私はすぐに「なるほど、これは雨漏りが原因じゃないな」と思いました。
ではクロスが剥がれてきた、しかも様々な場所で同時に剥がれてきた理由は何か。答えはズバリ、「クロスの貼り方がダメだった」からです。
このマンションはRC造、つまり鉄筋コンクリート造りです。ベロベロと剥がれてきた場所では、そのコンクリートにクロスを直貼りしていました。これではコンクリートからの湿気や結露により短期間で剥がれてしまうでしょう。
本来は、コンクリにGLボンドを使って石膏ボードを貼り付け、その上からクロスを貼らなければなりません。実際、同じ室内でもこの工程で貼られた箇所はまったく剥がれていませんでした。
かくして原因が雨漏りでないことは納得いただけたわけですが、不動産のオーナーとなる場合は、こういった専門知識を持っておくことも重要だと再認識しました。
ここで今週の「学ナシ経営のススメ」。
「長く使うものは、長い目線で」
どんな商品にしろ、パッと見た印象だけで購入すると後で痛い目を見る場合があります。家のように長く使うものならなおさら、必要最低限の知識は持った上で購入を決めるべきです。逆に言えば、あなたの商品が「長く使うもの」だとするなら、アフターフォローに力を入れることで信頼度はUPするでしょう。
ということで、また来週。