「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第23回 美容室は「表舞台」を輝かせるための「楽屋」

マハロコでは「年間40万円も使うお客さんが100人以上もいる」とお聞きしました。私からすると、美容室でそこまでお金を使うのが信じられなくて(笑)。

そう思う方も大勢いらっしゃると思います(笑)。ただ僕ら美容師がお客様に何を提供しているかというと、根本は「その方の価値を上げること」なんですよね。つまり、美容院に支払うお金は、「自分の価値を上げるための投資」だとも言える。

そうそう。例えば営業職の方が、初めての訪問先に「ボサボサな髪型で行くか」「さっぱりした状態で行くか」で、相手に与える印象は全然違う。結果、受注する金額に大きな差が出てくるかもしれません。それこそ、年40万円以上の差が。

そうですそうです。単にカットするだけのときもあれば、ヘッドスパなどのリラクゼーションメニューをすることもあるし、パーマやカラーをすることもある。いろんなことをやるんですけど、それら全て「その方の表舞台を輝かせるお手伝い」だという。

確かにカットだけだったら仰るとおりなんです。ただ定期的にいらっしゃるお客様の多くが、美髪矯正『ハウオリ』をやりながら、リラクゼーションメニューやトリートメントメニューも組み合わせられることが多いんですね。

そう思っていただけていると嬉しいですね(笑)。僕としても、上得意のお客様に対しては優先的に予約を入れていただけるようにしていますし、新しい商品やサービスの情報もいち早くお伝えするようにしています。
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。