この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第64回 人類の最初は、アダムとイブのどちらから?
第64回 人類の最初は、アダムとイブのどちらから?

突然ですが、「オス」と「メス」が入れ替わる魚がいるってご存知です? ベラ科の魚って、成長の途中でメスがオスになるんですよ。

私、学生時代の専攻が「生物学」でそのあたりには少し詳しいんですが(笑)、メスの集団の中で1番大きな個体がオスに性転換するんです。小さいサイズのメスは強いオスに選ばれて、大きなサイズになったメスは自分自身がオスになって、他のメスとの間に子孫を残せるようになる。

ええ。その魚だけじゃなく、生物にはもともとメスしかいなかったんじゃないのかという説もあります。クローンのように自分と100%同じ遺伝子の子どもを生んでいたんじゃないかと。

まさに仰るとおりで。進化には、別の個体の遺伝子を組み合わせる必要があります。だからメスしかいない「縦糸」に、「横糸」となるオスが現れ、メス同士の遺伝子を行き来させているんだ、という説があって。私には非常に納得感があるんですよね。

なるほど、遺伝子を組み合わせるための「縦糸」と「横糸」ですか。面白いなぁ。確かに私も自然界の「最初の生物」と言われる個体は、オス・メスがない「無性」の状態だと思っていて。それがどこからオスとメスに分かれていったんだろう? なんて考えたことがありました。

旧約聖書では、「アダム(男性)の肋骨からイブ(女性)が生まれた」と言われていますが、実際には「イブからアダムが生まれた」んじゃないのかなと。…これを言うとクリスチャンの方には怒られてしまうかもしれないですが(笑)。

はい。ユダヤ教では、アダムとイブは「ユダヤ人の祖先」だと言われているんですよ。

そういうことです。ただその教えにも「離婚は絶対にしてはいけない」というような厳しい戒律があった。すると今度は「重婚や一夫多妻でもいいんじゃない?」と言い始めたのが、イスラム教というわけです。

ええ。アダムとイブの出てくる旧約聖書があり、新約聖書ができてユダヤ教とキリスト教になり、コーランができてイスラム教になった。つまりこの3つは全て大本となる教えは一緒なんです。
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。