この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第72回 理想的な「ピンピンコロリ」を目指すには…
第72回 理想的な「ピンピンコロリ」を目指すには…

私は自分の理想的な最期として「ピンピンコロリ」を目指しているんです(笑)。

ええ。ほとんどの人が「病気なんて早く見つけて治療した方がいいに決まっている」って言いますけど、それは違うんじゃないのかなと。だって「あなたは病気です」って言われる直前までは普通に生きていられたわけじゃないですか。

確かに自覚していない病気が発覚するのって、健康診断や人間ドックの時という場合も多いです。

いろんな検査をして「無理やり」病気を見つけられ、5年10年と長い時間をかけて死んでいく…これはもうピンピンコロリじゃないですよ。末期状態になった時に初めて診察を受けるくらいがちょうどいいんじゃないかと思っていて。

確かに安田さんのように正しい食生活や生活習慣を送っている方であれば、わざわざ焦って病院に行く必要はないです。でも残念ながら多くの日本人は不健康な生活をしているから、なかなか「ピンピンコロリ」は難しいでしょうねぇ。

仰るとおりです(笑)。特に食生活で言えば、体に不自然なものをたくさん食べれば、当然、体内ではいろんな変化が起きているんです。ところがそれはすぐに気付けないので、長い時間をかけて病気になっていくんですよ。

本来は「健康のスペシャリスト」であるべきだと思っています。でも現実は、ほとんどのお医者様は健康な人を相手にしない。むしろ「病気のスペシャリスト」として病気の早期発見・早期治療に力を注いでいますよね。

だと思います。病気の人には診察ができるし薬も出せる。そうやって医療費を稼ぐことができますから。「健康な人をより健康にする」ことが医者の仕事だと思っているお医者様は、残念ながらほとんどいないと思います。

今の話で思い出したんですが、私の知り合いの医者が「高齢者の癌は老衰と同じなんだ」と言っていました。「わざわざ病院に来て調べてもらっちゃうから、死因が癌になる。昔だったらそれは老衰だった」って(笑)。
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。