第93回 宇宙を統べる「なにか」の存在

この対談について

健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。

第93回 宇宙を統べる「なにか」の存在

安田
以前、人類がこれほど器用に進化できたのは「直立二足歩行」をするようになったからだ、というお話をしましたね。一方で、二足歩行にはデメリットもあるわけじゃないですか。

久保
そうですね。二足歩行により長距離歩けるようにはなったけれど、早く走ることはできなくなった。腰痛や肩こりなんかもその経緯ででてきたものでしょう。それに出産が命がけの行為になりました。確かに得るものは大きかったですが、犠牲にしなければいけないこともたくさんあったわけです。
安田

そのあたりを考えると、なんとなく自然な流れで二足歩行になったわけじゃない気もするんです。もちろんその変化のおかげで今の人間があるのは間違いないないんですが、「なぜそんな弊害を受けれ入れてまで立ったんだろう?」と不思議に思うところもあって。


久保
…つまり人間の力が及ばないような「なにか」の影響があったのではないか、と仰りたいんですね?
安田
そうそう。いわゆる「サムシンググレート」的な存在によって、人間は「二足歩行の未来を選ばされた」んじゃないのかな、と思ったり。久保さんはどうお考えになります?

久保
私も実は同感なんですよ。方向性としても不自然だし、それに「人間だけ」が直立二足歩行を選択したという事実を考えると、やっぱり人間以外の存在の関与があった気がしてならない。サムシンググレート…人によってはそれを神や仏や宇宙と呼んだりするのかもしませんけど。
安田
やっぱりそうですよね。この地球上でなぜか「人間だけ」が突出している。頭がいいと言われているオランウータンやクジラやイルカでも、靴下すら履いていないわけですよ。このとんでもない差はなんなんだろうと。

久保
本当ですよね。そういう意味では、「人間として生まれてくる」ということ自体に何かしらの意味を感じてしまいます。地球上全てのものに「命」はあるわけですが、人間だけは何か特別な気がして。
安田
そうそう。つまり「人間」と「それ以外」という見方をしないと、いろいろと理屈が通らないんですよ。それこそ海外の一神教がいうところの「人間は神がつくったものだ」という考え方の方がしっくりくる。

久保
そういう考え方もあるかもしれませんね。もっとも神とか宇宙とか言い出すと、特に日本ではちょっと怪しいイメージを持たれちゃうんですけど。
安田
確かに(笑)。それでもやっぱり「なにか」の存在を肯定したほうが理にかなっているというか、否定してしまうと辻褄が合わないと言うか。ちなみに久保さんは、いわゆる「サムシンググレート」ってどんなものだと考えていらっしゃいますか?

久保
私は「宇宙の摂理」「宇宙の法則」というようなものなのではないかと思っています。
安田
あぁ、私も同じです。人間は古来から、宇宙の法則を「サムシンググレート」や「神」と呼んでいるんじゃないかなと。

久保
仏教だったらそれを「阿弥陀」と呼んでいるけど、他の宗教では別の名前がついている。ただそれだけのことなんだろうなと思っています。
安田
ちなみに「宇宙の法則」でいう「宇宙」がこの物理的な宇宙だとすると、どの辺りまでを引っくるめて「サムシンググレート」なんでしょうかね。地球とその周り、太陽系あたり、銀河系、それとも宇宙全部なのか…。

久保
うーん、どうなんでしょうね。果てしなさすぎて想像するのもなかなか難しい(笑)。
安田
本当にね(笑)。でももし仮に「宇宙全部」だった場合、そんな広い中の塵の中の塵の中の塵の中の塵…のような地球の「人間」なんてところまで考えが及ぶんだろうか、なんて疑問も湧いてきたりして(笑)。

久保
そうですねぇ(笑)。それに繋がる話かはわかりませんが、物理学の最先端の研究では「今の宇宙は50回目ぐらいの宇宙」だと言われているの、ご存知ですか?
安田
え、そうなんですか! 何度も消滅と再生を繰り返してきたと?

久保
そうらしいです。それで驚くのは、お釈迦様が今から2500年前に「今の宇宙は55回目の宇宙だ」と仰っているんですよ。お経の中に、1回目の宇宙ではこういう仏様がいて…というように延々と書かれている。
安田
ははぁ…。2500年も前から現代科学と近しいことを言っていたんですか。

久保
すごいですよね。そういうこともあって、「やっぱり宇宙の摂理・法則というものはあるんだな」と個人的には思ってます。その法則の中で生きていくことが自然の摂理で、そこから外れると生きづらかったり、病気になったりするんじゃないのかなと。
安田
ははぁ、なるほど。ちなみにそんな宇宙の中心は「地球」なんでしょうかね?

久保
お釈迦様は宇宙の中心は「自分」だと仰っています。
安田
そうかそうか。確かに「自分が死ぬ」ということは「自分の中の宇宙が消滅する」ということになりますよね。なるほどなぁ。いやぁ、今日はとても深い話になりましたね!

 


対談している二人

久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家

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仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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