第28回 万代の「若者応援制度」

この対談について

“生粋の商売人”倉橋純一。全国18店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。

第28回 万代の「若者応援制度」

安田

倉橋さんはビジネスを頑張っている若者をすごく応援してますよね。


倉橋

そうですね。若い方の採用も積極的に行っていますし、万代の中だけで囲い込むのではなく、「その人がやりたいビジネスを応援できたらいいな」と思ってます。

安田

素晴らしいですね。そんな倉橋さんが「仕事で成功したい」「お金持ちになりたい」という若者に対してアドバイスをするとしたらどんなことがありますか?


倉橋
僕がいつも若い人たちにおすすめしているゲームがありまして。「MG(マネジメントゲーム)」という会計や経営を学べるボードゲームなんですが、1回のゲームで朝から晩までやって丸2日かかるんですよ。
安田

へぇ。すごいですね! 名前は何度も聞くんですが、どんなゲームなんですか?


倉橋
「モノポリー」とか「人生ゲーム」などをベースにしていて、1人1人が会社の決算を5期やるんです。経営に関する知識をインプットできるだけでなく、一通りの流れを体験を通して学べる点が魅力ですね。
安田
1ゲームで5期ですか。それは確かに2日かかりそうですね。

倉橋

ええ。かなりエネルギーを使いますが、その分得るものも大きいと思います。万代では社員研修にも取り入れています。

安田

なるほど。倉橋さんの中ではビジネスマンの必修科目なんでしょうね。それをゲーム感覚で楽しみながら身に着けられたらいいですよね。そういえば、ソフトバンクの孫さんも必ず社員にやらせていると聞いたことがあります。


倉橋

孫さんは「このゲームを100期分やらないと、幹部としては認められない」と言っているらしいですね。実際に100期やったら、確実に人生が変わると思います。

安田
1ゲーム、つまり5期で2日かかるものを100期やるんですか。でもゲームで人生観が変わるほどスキルアップできるものなんでしょうか?

倉橋

やってみた方が実感としてわかると思うんですけど、学生のうちに100期できたら、生涯年収は10倍も夢じゃないと思います。

安田

10倍はすごいですね! それなら起業より先にこちらをやった方がいいくらいですよね。費用はいくらくらいかかるんですか?


倉橋
1回の参加費が4万円くらいですね。
安田
なるほど〜、学生には高いハードルかもしれませんね。社会人にとっては出せない金額じゃないでしょうけど。

倉橋
そうなんです。ですから万代では、学生さんはタダで参加できるようにしています。
安田

4万円をタダで!? それは万代に内定した学生だったらということですよね。


倉橋
いえ。ビジネスで頑張りたい若者を応援したくてやっていることなので、万代に入社するしないに関わらず大学生であればOKです。
安田

えっ、そうなんですか! それはすごい。ビジネスで成功したい学生は絶対に参加した方がいいですね。


倉橋
そうですね。僕自身は38歳でこのゲームを知ったんですが、もっと早く知れたらよかったなと思っていて。だからこそ今の若い人には早く知ってほしいんです。
安田
そういったご自身の経験から、若い人に機会を提供されているわけですね。ちなみに対象は大学生からということですけど、中学生や高校生では早すぎるんですか?

倉橋
ゲーム自体はできますが、万代ではゲーム終了後に交流会をやっているんです。参加者同士の交流をゲームの成績よりも重視しているので、そこで一緒にお酒を飲める方がより楽しいかな〜と(笑)。
安田
ははぁ。そうすると大学生以外でも高校卒業後にフリーターをやっているような、交流会に参加できるくらいの年齢であればOKですか?
倉橋
全然OKです。これを読んで興味を持っていただけたら、僕のX(旧Twitter)にDMいただくか、こちらからご応募いただければ。
安田

ちなみに会場は仙台になるわけですよね。遠方から参加する場合は万代さんでバイトしながら参加する、というのもありですか?

倉橋
それもいいですね! ぜひお待ちしています。


対談している二人

倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表

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株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に18店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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