この対談について
“生粋の商売人”倉橋純一。全国18店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第48回 経営者に求められる「勝負強さ」
第48回 経営者に求められる「勝負強さ」

そうですよね。ちなみに私自身はギャンブラー気質じゃないんです。まあ、世間の目は違っているかもしれませんけど(笑)。でも、じゃあなぜギャンブラー気質じゃないんだろう、どこが苦手なんだろうと細分化してみたんです

そうしたら、そもそも「勝負事全般が苦手」なんですね。それまで普通にできてたことが、勝負になった途端にうまくいかない。ゴルフも1人でやるのは好きなんですけど、誰かとスコアを競いながら回るのは嫌いですし、麻雀もレートが高ければ高いほど楽しめないんです。

すると周りからは称賛されるし、達成感も得られる。会社を始めた頃も、事業を拡大して知名度が上がったりすると、刺激的で楽しかったのも事実です。……ただね、この年齢になって振り返ると、「自分はすごく無理をしていたんじゃないかな」とも思うんです。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。