“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第59回 「買いやすく」するためのマネタイズ方法

今日は「コンサルタント」という仕事について、倉橋さんに聞いてみたいと思います。コンサルタントって別に資格が必要な仕事じゃないので、名乗ることは誰でもできるんですよね。だからけっこう名刺に書きたがる人が多くて。

ドラッカーのような超有名コンサルタントになれば、それこそ何億とか何十億の世界ですけど、一方で限りなくゼロに近い人も大勢いるということですよね。有名なコンサルタントの方ですら「コンサルタントは儲からない」って言い切っているくらいで。

なるほど。確かにそうかもしれませんね。コンサルって形がない分、原価もかからないし一見儲かりそうですけど、だからこそ客側からすると、お金を払うことに抵抗を感じてしまう。そこが難しいポイントなんでしょう。

まさにそう思います。それで思い出したんですが、僕の知り合いに繁盛店を作るのが得意な建築屋さんがいるんです。これまでの知識や経験をフルに使ってコンサルしてくれるんですけど、費用がかかるのは建築の部分のみで。

ああ、それは正しいやり方だと思います。仮に建築費が相場より20%高くても、「繁盛するノウハウが付いてくるんだもんな」と思えば払いやすい。でも「ノウハウ部分だけでプラス20%いただきます」と言われると、なんだかすごく高い気がしてしまう。

そういう話を聞くとさらに、「コンサル(だけ)では儲けられない」って話に信憑性を感じますね。ともあれ、最近はネットビジネスも当たり前になってきてますし、無形商材ビジネスのハードルはどんどん下がってますよね。

「動画製作のノウハウを教える」みたいなサービスも増えてますよね。とはいえ、成功しているものはそう多くない印象です。その点、安田さんはすごく上手ですよね。例えばこの対談企画も、単なるマーケティングとかブランディングとは違って、楽しみながら続けられるじゃないですか。

マーケティングやブランディングのサービスってたくさんありますけど、一回作って終わりっていうパターンが多いんですよね。だからビジネスとしても単発で終わってしまうわけで、継続が難しい。どんな商売でもリピートしてもらうことが一番大事なので。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。