“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第72回 学校では教えてくれない「商売における脳の使い方」

今日は「脳みその使い方」について、お聞きしてみたいなと。よく受験勉強と商売では脳の使い方がまるで違うと言われますよね。受験は答えが決まっていて、それを覚えることが大事。でも社会に出るとそういう暗記型の知識だけだとうまくいかないことが多い。

何度かこの対談でも触れてますが、やっぱり「編集力」じゃないかな。情報をどれだけ自分なりに意味づけできるかがポイントになる気がします。

「これをこうするとうまくいく」というようなセオリーは、知識として持っておいて損はないわけです。例えば売場の陳列でも、2段目のフェイス、つまりパッケージを見せる陳列とそれ以外では売上が2.5~3倍違うという科学的なデータが出ているんです。そういうことは覚えておいて損はない。

仰るとおりです。なのでそういう知識を入れるために勉強したり、セミナーに参加したりするのは意味があると思います。逆に言えば、曖昧な精神論ばかりのセミナーに行って、その人の言ったことを一生懸命メモっても意味はないんじゃないかな(笑)。

本当ですね。セミナーに行ったから即業績が上がるわけでもないですからね。逆に言えば、セミナー等をきっかけに会社の業績が伸ばせた人は、別にそのセミナーに行かなくてもどこかでヒントを得て、それを自分のビジネスに活かせる人だったような気もします。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。