“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第90回 お母さんが夢中になるクレーンゲーム?

最近はクレーンゲームで遊ぶお母さんが増えてると聞いて驚いたんです。本当なんだろうかと。

ああ、なるほど。温泉などではわかりませんが、ウチの店舗では結構当たり前に遊んでくれてますね。まぁウチは「ファミリー全体」がターゲットということで、「お母さん向けの景品」を用意したりしていて。だから余計によく見かけるのかもしれません。

そうなんです。万代のクレーンゲームは、以前も話しましたが「とにかく取れる」という設計にしてあって。それもあって「またやりたい」と思っていただけるんだと思います。

そうそう。クレーンゲームって「買い物の新しい形」だと思うんです。いわば「レジャーショッピング」というか。商品のグレードについてもこだわっていて、近所のスーパーではなかなか売ってないような、例えば東急ハンズなんかにありそうな商材を選ぶのがポイントですね。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。