読むPodcast大久保圭太のマネトレシリーズ。第2回(番組音声配信ページへ)「お金の相談は税理士にするな!?」の後半です。前半では「会社はB/Sで倒産する。P/Lでは倒産しない。B/Sを分かるようになろう。」というところまでお伝えしました。
【訂正連絡】前半の前置きに誤りがありました。「第1回 なぜ財務アタマが必要なのか」の更新回とお伝えしていましたが、正しくは「第2回 お金の相談は税理士にするな!?」です。



多分経営者はお金で捉えてるから。それが正しいんですよ、財務としては。なんだけど、税理士の訳分からないP/Lが出てくると「現金減ってんのに利益出てるって言われて税金払えって言われる」みたいなね。それでなんかおかしいなと思ってて「会計・財務って分かんないね」ってなっちゃうと思うんだけど。現預金の残高をおってるほうが正しいです。それが表れてるのがB/Sなんだけど、その説明をされてないから分からなくなっちゃってるのかなっていう。

っていうことまでP/Lじゃ見えないし、税理士さんは言わないじゃないですか、売上の計上基準とかは言うけど。早く回収しろって話なんですよ。請求書来たら遅く払えって話なんですよ。それが現金一番残るんですよ。っていうマネジメントをしていくのが財務でしょうね。

本命商品(笑)。どことは言わないけど本命商品ですよ。儲かるから売るんですよ、ジャンジャン。だって、事業計画作って、期首にね、「頑張って今年も利益出すぞ!」ってやって、期末2か月ぐらい前になって順調に来てると「税金減らしたいんだけど」って言って利益を要らないものと保険会社にぶち込むっていうね。で、利益減らして、現金減らして、どんどん弱くしていくっていうね。

どこかのタイミングで、じゃあどれだけ現預金を持つと良いのかみたいなお話とかもちょっと聞いてみたいっていうのはあるんですけど、最後に、今回のテーマというかご質問が「お金の相談は税理士にするな」ということでしたけど、総括してこの回は何かありますか?

もう総括されてるでしょ(笑)。お金の相談は税理士にするな。税理士に1個だけ聞いて良いことがあって、お金を残すっていう意味の節税で、「お金使わない節税ってできませんか?」って聞いてみてください。

漫才おじさんの税理士というわけで、お金の相談を税理士にするなという意図は、しっかりと財務アタマを鍛えてB/Sを見れるようになれと、そして現預金を増やすんだというところの前提があるからそういう話だったということで、言葉は悪いですが非常に貴重なお話ありがとうございました。
大久保 圭太氏のご紹介
Colorz Consulting株式会社代表取締役。Colorz国際税理士法人代表社員。税理士。
早稲田大学卒業後、会計事務所を経て中央青山PwCコンサルティング株式会社(現みらいコンサルティング株式会社)に入社。中堅中小企業から上場企業まで幅広い企業に対する財務アドバイザリー業務・企業再生業務・M&A業務に従事。企業再生案件において、過去節税のために生命保険に加入した経営者が、業績悪化ともに借入等が返済できなくなり、保険金欲しさに自殺するのを間近にみて、自分の無力さに悩む。税理士の適切でないアドバイスにより会社の財務が毀損し、苦しんでいる経営者が多数いる現実を変えるには、税理士業界の意識を変える必要があることを痛感。2011年に独立し税理士法人ACS(現Colorz国際税理士法人)・株式会社ACS(現Colorz Consulting株式会社)を立ち上げ、成長企業に対する財務コンサルティングを中心に、累計1000社以上の財務戦略を立案している。
本記事構成の元番組である大久保 圭太の「財務アタマを鍛えるラジオ~マネトレ~」は随時配信中。