こんにちは。円道一樹です。大久保圭太の財務アタマを鍛えるラジオ~マネトレ~。大久保先生、本日もよろしくお願いいたします。
お願いしまーす。満足できました?(笑)
恥ずかしいから言わないでください、それ(笑)
録り直しを。ぜんぜん違いがわかんないんだよ、俺には(笑)やっぱ、ストイックだね。
そうでしょ?
自分の中でちょっと違った?
ちょっと「こんにちは」はちげーなとかいって、勝手に止めるっていう(笑)何にも変わってないでしょ?
すばらしい。職人。
いやぁ、恥ずかしいやつですね。さあ、いきたいと思いますけど、最近どうですか?
え?最近?
はい。なんかね、前回はシボレー、タイヤ外れ……
仕事してないみたいだね。仕事してないやつみたい。
でも、そっち仕事じゃないですか、カフェのオープンに向けてでしょ?
まあまあ、そうだね。忙しくしてます。
そうですか。なんか、最近講演をされたとかいう話を聞いたんですけど。
大学でね。
そうですよね。どうだったんですか?どんな感じなんですか?具体的に、私、中身聞いてなくてですね。
決算書の読み方みたいな、ベンチャー企業論みたいなのをやってる子たちで。
独自?
いやいや。
授業で?
授業で。それで、「数字が弱い」みたいな話になって、「決算書の読み方みたいな講座をやろと思ってるんです」、で、「ああ、そうなんや」って。
学生から?
学生から。
へぇ。
で、「俺こんな本出したけど」っつったら、「じゃあやってください」みたいな。「講師決まってないの?」っつったら「決まってないんです。ちょうどよかった」っつって(笑)
雑な(笑)大学のビジネスサークル的なやつじゃなくて、授業なんですか?
単位とかじゃないよ。番外編みたいなやつ。
あ、そういうのがあるんですね。
土曜日に集めて。教授とかも来てたけど。
あ、先生も来るんだ。
そうそう。で、話を。まあ、ちょっと寝てたけどね、教授は(笑)
まあ、おじさんだからでしょ。
おじいちゃんだからね。
おじいちゃんですもんね。しょうがないです。
決算書の読み方って難しいよね、と思って結構いろいろ考えて。で、うち、他で塾の講師やってたやつもいるからさ、簿記教えてた子がいるから、彼と2人で。
Yグチ君ね。
そうそう。いいからべつに言わなくて(笑)
(笑)
あいつ聴いてねーから、だいたい。
あ、ホントですか。
「もう、どうしようもなく飛行機でヒマで、仕方ないからこの間ポッドキャスト聴きましたら面白かったです」って言って。ディスってんのか褒めてんのか。
その枕ことば(笑)
「いる?それ」っていう。イラッとすんなそれっつって。
あのやろぉ……。あのやろうって言っても聴いてないから意味ないか(笑)
いや、でも、どうしようもなくヒマなときは聴くらしいからね(笑)しかも、すげえ役に立ったっていう、よくわかんない。
ヒマつぶし番組?
ヒマつぶし番組。
まあ、いいじゃないですか。ちなみに、何人ぐらい?何年生が?
80人ぐらいで。
えっ、そんな来んの!?
結構ね、土曜日なのに。
すごいっすね。
若者すげえいて。
何年生ぐらいですか?
2・3・4かな。
バラバラだった?
バラバラだったね、うん。
へぇ。じゃあ、これから就職活動する子とか……
いろんなインターンの企業に行くので、そこの会社の決算書を見ようみたいな。決算書が読めないと、問題解決するのに問題が特定できないでしょと、数字がわかんないと。っていうので行って、すげえいろいろ考えたんだけど、うーん……まあ、つまんないよね、決算書の読み方ってね。だから、どうしようかなと思って。つまんない部分は全部そいつにやらせようと思って(笑)いや、まじめだから、ちゃんとしゃべれんじゃん?俺、テキトーだから。
社長に変なこと言うから、仕打ちをくらったんですね。「つまんねえ」とか言うから。「ヒマだから」か。
そうそう。まず、「おまえらが行ってる中小企業は5年で80パーつぶれるんだ、10年でだいたいつぶれるんだから、つぶれないにはどうしたらいいか。お金のことをわかるしかない」っていう。
ああ、そこからスタートしたんですね。
そこから話をスタートして。
何時間ぐらいですか?
3時間。
結構ありますね。
で、P/Lの説明して、B/Sの説明するときに、そいつのね、アプローチしてんの。
アプローチ?
アプローチってB/Sの説明してるときに、だんだん会場が、はじめは沸いてたのよ、「面白いおっさん来たな」と思って沸いてたんだけど、だんだん下がってくんじゃん?「経常とは?」とかやってると。
ああ、だんだん場の空気がね。
そうそう。
難しくなってきたぞと。
そのときにさ、アプローチが「すみません、よくわかりません」って。
え?
チリ発動してさ。ネタかよっつって。
それ、たまたま?疲れちゃって、みたいな?
そう。
天才でしょ(笑)
で、そこで場が沸いて、そっから、もう……
ただ、その回、その場、そこピークでしょ?
いやいや、そっから俺がピークにもってったの。もう台本無視。まあ、たぶんね、三角の本に書いたシミュレーション、やっぱ、あれをやっていくとわかるんだなと思って、黒板に書いて、「資本金入れたらこうなるでしょ?」みたいな話をしてたら、「おぉ~、つながってる!」みたいな、「B/SとP/L一緒に動いてる」みたいな。
いいですね(笑)ロボットとかつくって「動いた~!」みたいな感じね。
そうそう、近い。「そうなんねや」みたいな、「あ、それでB/SとP/Lが」みたいなね。簿記やれってことだよね。
なかなか最後まで優しさ出さないですから。
キャッシュフロー計算書まではやんなかったけど、そこまではやって、よくありがちなJAL・ANAの比較やって、最後、やっぱいちばん面白いなと思ったのは、直前で思いついたんだけど、その大学の決算書を見るっていう。
大学って出てるんでしたっけ?
学校法人は出てるから。
へぇ。
そうすると、「おまえらの教授の退職金の引当金が何十億あるぞ」っつって、「まじっすか!?」みたいな(笑)「予算よりもこんなに利益出てねえぞ」とかっつって。
先生寝てるのに?(笑)
そうそう(笑)
あいつ、それで退職金……(笑)それいいね。
という謎の盛り上がりを見せた。
面白いですね。まあ、80人もいれば、場、沸くときは沸きそうですね。
沸くときは沸くよね。
ですよね。
うん。疲れたねぇ~。ほとんどアドリブだからね、後半。
写真だけ見ましたけど、STUSSY か、違うな、SupremeかなんかのTシャツ着て、「まさかこの人が財務語ってるとは思えねえ」みたいな(笑)
ちゃんとジャケット着てたんだけど、暑いから。
ああ、そういうことですか。
しかも、下はジャージだったから。だから、普通のジャージのおじさんだよね、普通に。
ね、ホントに。
で、まあ、どこまで伝わったかわかんないけど。
あくまでスポットでいったん終わりって感じの?
「また来てください」って言われたけど、「嫌です」って言った(笑)
そこはツンデレなくていいじゃないですか。
いやいやいや、うーん、疲れちゃうね、やっぱ年だね。
すごいですね、でも、大学生に。どうなんですか、変な言い方ですけど、「最近の若者」とは言わないですけど、そんな触れることなくないですか?
素直。素直よ。
そりゃ自分と比較したらね。
そうね、40にしちゃ素直なほう(笑)
うーん、難しいとこですけどね。
でも、思ったことをみんな口にしたり……なんていうの、もっとシーンとしてるイメージだったけどね。